Amazonのプライムに入ってるので、Amazonビデオで見てるんだけど、10月7日の日付が変わったばかりに『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』のページに入ってみたら、シーズン2の11話と12話が一気に配信されていてビビった。
たぶん気のせいじゃない。11話と12話は前編後編になってるからなのかな。Amazonはそういう、いつ配信になるとか配信終わるとかほとんど告知してくれないので困る。
※以下感想(ネタばれあり)
スポンサーリンク
?
11話も12話も、どっちも相変わらず進行がゆっくりでこんなペースで綺麗にシーズン2終われるのか?と心配になってくる。あと、過去のキャラクターの名前だけが出てくることが多かったりするけど、ぜんぜん覚えてない……。
話についていけてないけど、EコープのCEOのプライスと政治家との会話や(女装していないときの)B・D・ウォンが登場するシーンなどは、話は退屈なんだけど世界規模な事件が描かれていて、f・ソサエティ側の(生活面で)身近なハッカー集団とのギャップがあって面白い。
12話で「通貨は政府が発行するものだ」みたいなことを政治家が言っていた。Eコープとしては発行している仮想通貨の「Eコイン」を1Eコイン=1ドルにしたい、という要望。あと、ビットコインを世間でのさばらせちゃいけない、とか。
『WIRED』を読んでいると仮想通貨の話がよく出てきて、あまり興味がないから大体読み飛ばしてしまっているせいで全然詳しくはないのだけど、こういうドラマを見てしまうと興味が湧いてくる。
12話で、死んだと言われていた彼が再登場。タイレル・ウェリック。ついに、という感じだ。いつかは出ると思っていたけど、やっと。
まだ、エリオットの妄想とか別人とかの可能性はゼロではないけど。仮に妄想だとしても、タイレルとエリオットがコンビを組んでプロジェクトに取り組んでる姿は、なんだかシーズン1の最後からずっと見たいと思っていたシーンなのかもしれない。12話の最後はタイレルとプロジェクト的には残念ではあったけど。
FBIにダーリーンが捕まり、捜査の会議室に連れていかれたシーン。壁には事件関係者の顔写真が網羅されて貼られていて、線で結ばれている。中心にはエリオットとタイレル。あのシーンはぞくぞくした。
FBIがそこまで知っているのは全然おかしくはないんだけど、ダーリンがその事実を自分の目で目撃する、という演出がよかったのか。また、FBIの目的はなんなのか、政府の目的はなんなのか、その辺がわからなくなるような、謎にちょっと一歩突っ込んだような、瞬間。
なんだかんだ言って、シーズン2はいい終わり方だった。クレジット後のエピローグでは、f・ソサエティの逃亡したモブリーとアラブ系?の女の子も出てきたし。そして、エリオットの刑務所仲間?のドレッドヘアの黒人。こいつのタダ者でない感は半端じゃないしカッコいいから期待してしまうんだけど。
シーズン1に比べて2はテンポがあまりにも悪かったけど、総合的には嫌いじゃない。例えば映画ならあり得ないようなぜいたくな時間の使い方。演出も一辺倒で工夫もないから退屈なんだけど、理解しづらい物語なのでちょうどいいのかもしれない。
誰か登場人物一覧つくってくれないかなー。全然顔と名前が覚えられないし一致しない。
Our revolution is far from over.#MrRobot has been renewed for Season 3: https://t.co/jECR1Utqhs pic.twitter.com/anohOK4GGN
— Mr. Robot (@whoismrrobot) 2016年8月16日
で、ジーズン3の配信も決まっているようで安心。2017年中になるんだろうけど、楽しみだ。
USA Networkの公式ウェブサイト(英語):http://www.usanetwork.com/mrrobot
スポンサーリンク
?