気づいたら同時に三冊の本を読んでいた。
小川洋子 『猫を抱いて象と泳ぐ』
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/01/09
- メディア: 単行本
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- 作者: ロランバルト,Roland Barthes,佐藤信夫
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1997/06
- メディア: 単行本
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幼いころのバルトとその母。ここには「愛の求め」と一言ある。父は彼が幼いころに戦争で亡くなっている。
海老原嗣生 『仕事をしたつもり』
- 作者: 海老原嗣生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 新書
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気づいたら読んでいた三冊というのは多いのか少ないのか。少し前は四冊だったけれど。最近は同時にいろいろな本を読んでいないといけないようで、一冊を集中して読むというのは難しいようにおもえる。
すごく面白い内容の本なら一冊を一気に読めそうだが、きっとそうではないものばかりを読んでいるから一冊に飽きてしまうのだろう。飽きて、他の本に興味がうつってしまう。悪いことではないのだろうけれど、なんとなく良い読み方のようにはおもえない。でも、食事で言えば「三角食べ」のようなもので、実は良いことで儀礼的なことになっているのかも。
ちなみに、少し前に読んでいたのはこの二冊。
ロラン・バルト 『新たな生のほうへ―1978-1980 (ロラン・バルト著作集 10)』
新たな生のほうへ―1978-1980 (ロラン・バルト著作集 10)
- 作者: ロラン・バルト,石川美子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2003/12/15
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ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 『魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉』
- 作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,佐竹美保,Diana Wynne Jones,西村醇子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
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これは「読書メーター」に載せた感想文。
思ったよりも普通のファンタジー小説というかんじだった。アニメで大筋を知っているからか、感動とか驚きが少なくて残念。といっても、アニメとはかなり違う部分が多いけれど。読みながらJ.K.ローリングの『ハリーポッター』と比べてしまう。ダイアナ・ウィン・ジョーンズはローリングよりも先輩作家なのだけど、ローリングのほうがファンタジーを書くのが上手いようにおもえる。