探索のしんどさがネックに - 『STAR WARS(スター・ウォーズ) ジェダイ:フォールン・オーダー』の中間レビュー・感想
エレクトロニック・アーツより11月15日に発売された『STAR WARS(スター・ウォーズ) ジェダイ:フォールン・オーダー』(PS4版)をプレイ中です。
現在、10時間プレイしたかしていないかくらい。
まだ途中ですが、とりあえずのレビュー・感想を書いていきたいと思います。
目次
- 探索のしんどさがネックに - 『STAR WARS(スター・ウォーズ) ジェダイ:フォールン・オーダー』の中間レビュー・感想
- 目次
- ストーリーや時代背景
- ジェダイらしい戦闘を堪能できる
- 戦闘の難易度がかなり高い
- ヒントが少なく探索がしんどい……
- ソウルライク?『GOW』にも近いゲーム性
- 【評価】キャラゲーなのになんでこんなに難しく?意外と死にゲー
- 【実況動画】STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー
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ストーリーや時代背景
本作『STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー』は、映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で描かれたクローン戦争の勃発以降を舞台としているようです。
※正確には、エピソード3→本作→ローグワン→エピソード4という時系列のようです。
※カルたちを追っている銀河帝国はおそらくエピソード3で誕生する
本作では、ジェダイたちが帝国に迫害されている、という時代背景があります。
主人公のカルはジェダイという身分を隠して生活していましたが、帝国に所属するシスターたちに見つかり、ジェダイとして活動するようになります。
ゲームの内容としては、カルを操り、相棒のドロイドであるBD-1とともに複数の惑星を行き来して探索するものとなっています。
ジェダイらしい戦闘を堪能できる
ジェダイと言えばライトセイバー、そしてフォースですね。
『STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー』でも、もちろんライトセイバーとフォースを駆使して戦ったり探索に役立てたりできます。
ライトセイバーでの剣戟やブラスターの跳ね返し、フォースを駆使した戦闘などジェダイらしい戦闘を堪能できる内容となっています。
ダースモールが使用していたような、ダブルブレード・ライトセイバーも結構序盤で手に入って使えるようになるのも良いね。
個人的には、PS1版でプレイした『スターウォーズ エピソード1 〜ファントム・メナス』を思い出します。
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戦闘の難易度がかなり高い
本作は、難易度を4段階から選ぶことができ、途中で変更もできます。
難易度は下から2番目で始めたのですが、戦闘が難しい、というか敵が強すぎて挫折しました……。
現在は最も低いストーリーモードでプレイしています。
そもそも、自分はアクションゲームが苦手な方なのですが、2番目くらいなら進めるかなと思って始めましたが、結構なキツかったです。
敵の攻撃の手数が多い、攻撃が痛い、パリィで防御を崩せない、複数の敵に囲まれたらかなり厳しい戦いになるなどの難易度の高さ。
ただ、戦闘自体はストーリーモードにすることでかなり難易度が緩和されて、わりとスムーズに進めるようになります。
また、途中で難易度を変更することもできるので、最初はストーリーモードで進めてスキルを開放していって、後から高難易度にチャレンジする、ということもできるので良いですね。
やろうと思えば、どんどんやり込んでいける幅の広さがあります。
ヒントが少なく探索がしんどい……
本作は戦闘だけでなく、マップの探索も大きな要素となっています。
というか、ストーリーを進めるだけでも戦闘よりも探索に苦労します。
戦闘は難易度変更で緩和できますが、探索はおそらく難易度共通の内容なので。
マップの広さや複雑さは、手が凝っているような印象ですごいんだけど。
本作の場合、マップが立体的で縦横無尽に移動できる一方で、探索の可能性も立体的になっています。
登れる場所、ぶら下がれる場所、ギミックの箇所などが多少分かりづらくなっているため、ストーリーを進めるだけでも苦労しています。
カルがたまーにヒントを出してくれることもあるのですが、その頻度もかなり低いため、なるべく自力で攻略していこうと思っている現在のプレイ環境では結構な苦労に……。
戦闘だけなら楽しいかもしれないんですけど、探索で疲れ果てて、その上での戦闘なので、余計にしんどさが深まっていったり。
シークレットアイテム的なストーリーに関係ないやり込み要素の探索を難しくするのは理解できるけど、せめてストーリー進行はもうちょっと易しくてもいいんじゃないかなーと思います。
次にどの惑星に行ったらいいかもわからないこともあったりで、困る。
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ソウルライク?『GOW』にも近いゲーム性
『DARK SOULS(ダークソウル)』のフォロータイトルを差すときに使用される「ソウルライク」という言葉。
この『STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー』もソウルライクと言われることがあります。
自分自身は、「ソウル」系ゲームをあまりプレイしていないのでわかりませんが、アクションゲームとして似ているところがあるようです。
また、自分が最近プレイしたゲームとしてはPS4の『GOW(ゴッド・オブ・ウォー)』にも近いと思いました。
開発者が関わっているとかなんとか。
『GOW』も、本作と同様にアクション系の戦闘と探索がメインのゲームとなっています。
『GOW』の場合は、探索ももうちょっと易しくて楽しみながらできたなーという印象が残っていますが。
『GOW』は、無口なお父ちゃんのクレイトス以外にも、息子のロキや、生首のおっちゃんがいたというのも影響があるかもしれない。
本作にはBD-1という可愛いマスコット的存在がいるけど、攻略時のアドバイス的にはほとんど役に立たなかったり。
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【評価】キャラゲーなのになんでこんなに難しく?意外と死にゲー
「スター・ウォーズ」シリーズは結構好きなので、『STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー』はライトセイバーやドロイド、ストームトルーパーなどが出てくるだけで楽しめる面がありますね。
その一方で、このゲームは「スター・ウォーズ」のファンゲーム(キャラゲーム)という理解で良いと思うんだけど、なんでこんなに難易度を高く設定しているんだろう?という疑問が残る。
あと、「スター・ウォーズ」というキャッチーなガワを使用している割に、死にゲーなんだよね。
戦闘では死なないにしても、高所から落ちて死にまくったり(リスポーンは手軽だからまだいいんだけど)。
PS4の『Marvel's Spider-Man』も同じくアクション系のファンゲームだけど、ここまで難易度は高くなかったし。
ソウルライクとか『GOW』に近いゲーム性だから、アクションゲームやアドベンチャーゲームの方に重きを置いてしまったのかな。
作品のファンと、アクションゲームのファン、ゲームの方向性のバランスが後者に偏り気味ですね。
アクション好きの人からすれば、チェレンジ精神でやり込め楽しいのかもしれないけど。
まぁ、自分がしんどいと思うほとんどの理由は、上でも書いたように、探索要素なんだけど。
実況しながら動画を撮ったりすることもあるので、余計にこのゲームはプレイするのがしんどい。
仮に時間がいくらあっても、元気がたっぷりないとゲームを起動するまでの腰が重い……。
「スター・ウォーズ」の映画を気楽に観る、みたいな感覚で気楽に遊べるゲームを作った方が良かったんじゃないのかな。
現時点の評価は、100点満点でスコアを75点としておきます。
【実況動画】STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー
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