【評価】史上最悪のエンディング - 『DEATH STRANDING』(デスストランディング)クリア後レビュー・感想【ネタバレ】
小島秀夫(コジマプロダクション)による、11月8日発売のPS4用ゲーム『DEATH STRANDING』(デスストランディング)をクリアしました。
とんでもないクソゲーでした……。
エンディングが長いとは聞いていたけど、本当に2時間くらいほぼムービーを見させられるという苦行。
ということで、今回は一応クリア後のレビュー・感想を書きます。
※ネタバレ含む
目次
- 【評価】史上最悪のエンディング - 『DEATH STRANDING』(デスストランディング)クリア後レビュー・感想【ネタバレ】
- 目次
- 移動が楽しくなる、こともある
- “繋がり”の新鮮さ
- 終盤になるほど移動はつらく、同じことの繰り返し
- 自己満足な音楽にうんざり
- マッツはかっこいいけど、それだけ
- 史上最悪のエンディング、約2時間のゴミみたいなムービー
- 【評価】全体の3割くらいは楽しめたかもしれない
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移動が楽しくなる、こともある
『DEATH STRANDING』(デスストランディング)序盤は紛れもないクソゲー。
でも、3章くらいから移動が楽になったりして、移動と配達、建設が楽しくなったりする。
個人的には国道を建設して繋げていくのが好きだった。
ストーリーを早めにクリアしたいのでそこまで時間は使いませんでしたが、3章あたりでいろいろ作ったり配達してもあり、というゲーム。
ただ、5章くらいから雪山に行かされたり、徐々にストーリー重視になっていったりとクソゲー化が進みます。
“繋がり”の新鮮さ
建設した施設や置いたはしご、ロープには他のプレイヤーから“いいね”が付いたりします。
自分でいいねを付けることもできます。
まるでツイッターのリツイートやいいね(ふぁぼ)のようなシステム。
他人が建てた建物がとてもありがたかったり、いいねをもらって他人に役立ったことを知り嬉しかったり。
自分のゲーム体験として、この建設やいいねのゲームシステムは新鮮でした。
小島さん自身が発売前から言っているように、確かに、新しいゲームシステムの可能性を示した部分かと思います。
一方で、ツイッターのリツイートやいいねシステム自体が気持ちの悪い部分もあるので、個人的にはすべてを受け入れたくない気持ちもありますが。
“バズっている”ツイート(建物)への嫌悪感がある。
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終盤になるほど移動はつらく、同じことの繰り返し
終盤はやたらと雪山の中を移動させられる。
当然のごとく苦行。
また、ゲームとしてはやることは基本的に配達だけ。
そして、たまにあるボス戦なども面白くない。
基本的に、このゲームのアクションはつまらない。
そして、戦っても大した利益がないので戦う意味がない。
自己満足な音楽にうんざり
以前の記事にも書いたけど、やはり移動中の音楽がうるさくてじゃまで、うんざりする。
同じアーティストの曲ばかりを起用しているのも不可解。
せめてBGMだけボリューム絞れればいいのに。
しかたなくミュートで移動することに。
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マッツはかっこいいけど、それだけ
クリフ役のマッツ・ミケルセンが出てくる映像はカッコいい。
ただ、前後の繋がりがちぐはぐだったり映画のオマージュだったり、ワンカットのカッコよさでしかない。
マッツのPVとしてはよくできてるけど、『デススト』の映像としては大した意味がない。
史上最悪のエンディング、約2時間のゴミみたいなムービー
本当にエンディングは2時間くらいある。
ラスボスの巨大クジラを倒した後は、ほとんどムービー。
スタッフロールが流れたあとムービーが挟まり、またスタッフロールが流れたりする。
たまに自分で操作しないとムービーが始まらなかったりも。
特にひどいのは、「ビーチ」という三途の川的な場所で、真の黒幕のアメリ(ブリジット)の話をだらだらと聞かされるシーン。
同じような話を何度もされる上に、いちいち微妙に操作をしないといけない。
仮に2時間という長さでも、内容が面白ければいいけど、むしろ物凄くつまらない。
ストーリーもキャラにも魅力がない。
そして、キャラがいちいち起きたことやキャラの過去話を1から10まで話したがる。
もっと端折ればいいのに、なぜかしない。
自分がプレイしたゲームの中で最悪のエンディング、と言ってもいいくらいの壮大なゴミでした。
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【評価】全体の3割くらいは楽しめたかもしれない
『DEATH STRANDING』(デスストランディング)の全てがつまらないわけでもない。
上にも書いたように、楽しいこともあった。
ただ、他があまりにもクソゲー要素が強い。
序盤でどんだけつまらなくても、それ以降は面白くなるという希望は残っているけど、『デススト』の場合、後半からどんどんつまらなくなっていくから絶望しかない。
そして、一応ストーリーをクリアしたいま、少しでもやり込む情熱なんて抜け出てしまい、もう一切触りたくないと思うほど。
全体の3割くらいは楽しめたかもしれない。
そういう意味で、100点満点のスコアは30点とします。
結局クソゲーでした。
小島さんは映画が好きみたいだけど、映像づくりに向いていると全く思えない。
これまでもこれからも。
ゲームデザインのセンスは昔から尖がっていると思うので、ゲームを作るとするならゲーマーが楽しめるゲームを作ってほしい。