2014年3月19日のツイートより。
今月のファッション誌『GINZA』(2014年4月号)は「ファッションが恋したアートの話」という題の特集で、つまりファッションとアートなんだけど。店頭で開いた瞬間、まさにアートな写真が出てきてこれはヤバいと思った。目が見開いて目が覚めた(帰りの電車で寝たけど)。『GINZA』を初めて買った。
岡本充男という方の撮った写真が特にいい。ポーズは『ジョジョ』を思い出す。そして顔面は髪の毛の残像のようにメッシュで覆われることのように、モデルの顔面がフィクション化されている。人間と人形の中間的存在で、かつ美しい。
そして書店のコミックスコーナーに行ったら『ジョジョリオン』6巻が出てて驚き、そして買う。しかも4月から三部アニメ放送開始と知り、嬉しい。
『ジョジョ』は例えばモデルのポーズを丸パクリしていたりするほどファッションから影響を受けているわけだけど、逆に『ジョジョ』からファッション方面への影響も出てくるのかな、と思い想像してみると楽しい。
すでに『ジョジョ』はファッション誌とかのコラボをたまにしているが、やはりまだファッションという文化に従属して内包されているだけの印象を受ける。マンガを超えたオリジナリティを期待してしまうのだ。
ファッションはフィクションなのだ、と気づかせてくれた人がいて環境があり、前まで苦手でむしろ毛嫌いしていたが今では興味が湧いてくる。直接言われたわけではないがファッション好きの知人に影響されて、「ファッションはフィクションである」という持論を密かに持つようになった。
実用性、利便性、日常性にこだわらず、フィクションあるいはアートあるいは物語として、ファッションを見る。それでやっと自分に合った見方を見つけられた気がする。極端に言えば絵画、写真、映画とファッションは変わらないのだと。というかそれらを見ればファッションを見ることにもなるのだから。
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