※ネタばれなし。たぶん。
公開してから一ヶ月くらい経ってしまったけど、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観てきた。ツイッターに感想をつぶやいたので、ここにまとめておく。プラスだらだらと感想を書けるだけ。
『エヴァQ』を観に行って、気づいたらなぜか短編特撮映画『巨神兵東京に現わる』を見ていた。なげー予告編だなーと思ってみてたらスタッフロールが流れだしてやっとそこで本編だと気がついた。
語りっぽいのを書いてるのが意外なことに舞城王太郎だった。
巨神兵番組宣伝
『エヴァQ』本編はというと、映画としても内容も規模は凄かった。アクションシーンとかの映像は凄い。凄いアニメではある。個人的にあまり満足はしていないけど、見ておくべき代物ではあるかもしれない。
まあしかし物語の規模が地球全体とか宇宙まで飛び出しちゃったりして、『ドラゴンボール』でいうとスーパーサイヤ人6くらいまでいっちゃってる感じで、「パワーインフレ」の極み的なかんじで逆にどーでもよくなるよーな。
精神世界に閉じこもるよりは良いかもしれないけど、ゼロか百かみたいで極端なんだよなぁ。
あとネルフ本部がでかすぎて虚無で、そこにシンジがぽつんと一人でたたずんでいたりして、絵としてシュールでチープな感じがしてしまった。
『Q』は確かにアニメとして映像は凄いんだけど、いかにもCGですっていう映像が多すぎてそれが見え方としてはチープだし、俺が求めているアニメではないのが残念なところ。CGっぽい感じでぬるぬる動くアニメーションを見てもあまり嬉しくもないし感動もできない。
トウジの妹のサクラは可愛かったけど、鼻のしたをこすったり取ってつけたような方言が、ただトウジというキャラクターを二次創作的に模倣したようで苦手だった。しかも、その方言のわざとらしいセリフがシンジの頭の中でリピートするし…。
プラグスーツを着たときの零の胸の異様な大きさが気になった。中学生の身体じゃない…。その零に対して、アスカは中学生らしく控えめな胸だったような。
宇多田の新曲はイントロとクレジットへの入り方はよかったけど、やっぱりあの声が聞こえてくると醒める感じがある。特別良い曲とも思えないし。ビブラート効かせすぎな感じで苦手。まあ宇多田起用は金のためだったりでしょうがないけど。
この『Q』の続編は不安しかないなぁ。ここまで見てしまったら終わりが気になるけど。個人的には『破』がやっぱりよかった。
元々『エヴァ』シリーズはそこまで好きでなくむしろ苦手なほうだったけど、新劇場版の『破』で見方が良い方に変わった。『破』は開放的で程よくエンタメ志向という具合で。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 劇場版予告
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