『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』を観終わった!全三話。「一年戦争秘録」は『機動戦士ガンダム MS IGLOO』シリーズの一作目だ。ちらちらとテレビではいくつかバラバラに観たことはあったけれども、まとめてちゃんと観たのは初めてだ。
男くさくて泥臭いようなアニメ(CGアニメ)。女性までが男くさいような。戦争であり戦場の話だから当然か。一年戦争を舞台にジオン軍側から描いて、なおかつこれまでの『ガンダム』シリーズとはちがって、モビルスーツやモビルアーマーなどの試作機のテストや実戦などが主な内容となっている。
第二話の「YMT-05 試作モビルタンク ヒルドルブ」は戦車であり、ビックリ戦車でもあるというとんでも兵器のようなもの。観ていて驚かされた。圧倒的に強すぎる演出、それに感動。
第三話はこれだけたぶん有名は「EMS-10 試作モビルスーツ ヅダ」が登場する。このヅダだけはこれを観る前から知っていて、どの話に登場するのか楽しみだった。グフよりは青くない淡い青のモビルスーツ。モノアイ、格好良い。これまた強くて速すぎる演出、それに感動。
いっぱい機械が爆発したりする。いっぱい人が死んだりする。出てくる人はだいたい死ぬね。悲しいな。出てくる兵器もことごとく大破だな。
このアニメは、登場する兵器はダサ格好良いようなものばかりな印象だ。ジオン軍がメインだということが大きな原因だろうけれども。実際、外見が格好悪くてもCGアニメなりの演出が素晴らしいから、どれも憧れとしてぼくの目には映るな。例えば、別の作品になるが∀ガンダムなんかがまさにそうだな。また、これはただ兵器が格好良いだけのアニメではない。戦争アニメとしての、ヒューマンドラマがあるから、その部分もとても素晴らしいとおもう。
『ガンダム』シリーズの設定としてどうなのかまで判断できないから、あまりべた褒めはできないけれども、ライトなガンダム好きなら十分楽しめるのではないかな。あと、SF考証や戦争においての戦術・戦略的な部分とかね、あまり分からないからね。
『MS IGLOO』は『ガンダム』シリーズの中でもアニメとしても、好きな作品として上位に入る。続きを観るのがとても楽しみだ。