sibafutukuri

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そうだな

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  そうだな。次になにを手に取るかはもう決まっている。しかし、それが書架にあればという条件はあるが。

  ジョイスの『ダブリン市民』を終えた。活字中毒者のための本かと思った。ほとんどが、読んでいてなにも特に思いが浮かんでこないという無味であった。中毒者であるぼくには丁度よかったのだが。
  それでも、最初の方に収められている幼年期のストーリーは好きだった。「何を見ても何かを思いだす(I Guess Everything Reminds You of Something)」。子供の時代はある程度普遍であり、ぼくもとうに経験した時代であったからだろうか。 そして、最終話の「死せる人々(The Dead)」の後半は、呼んでいて小さなカタルシスのようなものを感じられた。頭に浮かぶイメージを楽しんだ。

  宮沢賢治の「心象スケッチ」という技法と、ジョイスの代表する「意識のながれ」という描写方法は関わりがあるようで、『ダブリン市民』にもその性質を窺えたかとおもう。

  ジョイスの『ユリシーズ』を読もうと思った理由は、Wikipediaの英語のページに「20世紀を代表する小説」というようなランキングがあって、それの第一位が『ユリシーズ』であったからだ(たしかフォークナーの『響きと怒り』もランクインしていた)。あぁ、ぼくには意味不明だったけれど、一位になる理由もわからなくもない。
  ジョイスの文は、中身がないのではなくて、中身があるのかないのか、はたまたそれが何なのかがはっきりしない!そんな印象を今までの経験では受けた。少なくとも『罪と罰』はライトノベルであった。それが明白なことが痛々しい。


  さて、ついにぼくは読む。バルザックの「サラジーヌ」を読むんだ。待たせたな!「両性具有」。ぼくはこれを四年前には読むべきだったのだ。けれどもこんなにも時間は経ってしまった。「サラジーヌ」の名前だけは頭にあり、断片的に文章も呼んでいた。ついに今、この急激のわずかな狭間に、それを手に取り鑑賞する。それが許されたとき。待ってろ!


Wikipedeiaのもとは違うけれど、似たようなものを見つけた。
「The Modern Library 100 Best Novels」
http://www.randomhouse.com/modernlibrary/100bestnovels.html

ユリシーズ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

ユリシーズ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

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