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『メタルギアサヴァイブ』 第二レビュー - 面白い!でもハードルが高いサバイバルゲーム

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『メタルギアサヴァイブ』中間レビュー

メタルギアサヴァイブ』(METAL GEAR SURVIVE)のシングルプレイがチャプター22まで進みました。

プレイ時間の確認方法がわからないのですが、素材集め・レベル上げのために合間にマルチプレイも挟んでるので合計で既に30時間以上は経っていそうです。

前回、初めて数時間のところで第一レビューを書いたので、今回は中間レビューということで二つ目のレビュー・感想を書きます。

※ネタバレなし

 

一つ目のレビューもよかったら読んでみてください。

 

目次

 

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面白い!でもハードルが高いサバイバルゲーム

けっこうハマってます。

前回は満足度ということで90点の評価を付けてみました。

シングルプレイもマルチプレイ(CO-OPミッション)も、合わせて楽しんでいます。

マルチプレイの存在意義は、シングルのストーリー進行中の今は素材集め・レベル上げのため、のようなものですが。

キャラ強化などのハクスラ要素もこのゲームの良い点です。

 

ですが、このゲームはいろいろシビアでゲーム進行のハードルが高いです。

単純に難易度だけの問題ではなく、プレイする人によってはすんなり進行できなくてストレス溜まるか投げ出すんじゃないかな、というマイナス点があります。

ハードルが高いと感じる原因は主に下記の2点。

 

1.説明不足

2.難易度が高い

 

複雑さゆえの説明不足

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『メタルギアサヴァイブ』のベータ版の時はほとんど、何も説明してくれません。

メニューを開けばチュートリアルがあり、気になる人は読んでください、というシステムでした。

製品版はそのメニューのチュートリアル+新要素が出てきたときにチュートリアルが表示されるようになりました。

それでも、説明不足感は否めません。

 

なぜ説明不足なのか?

たぶん、アクションやフィールドの素材・動物などのギミック、ステータスの変動などが複雑すぎることもあるでしょう。

それと、適当にプレイしていたら難易度が高くてストーリーを進行できなくなるから、というのもあるとおもいます。

あとUIの複雑さ、画面内の説明不足などもあります。

 

難易度が高い

私も『メタルギアサヴァイブ』のTips記事を書きました(よかったら読んでみてください)。

Tipsって普通は「知っていたら役立つ」くらいのものなんじゃないかと思います。

前作の『MGSV:TPP』も、Tipsを読まなくてもクリアできる難易度ではあったと思います。

ミッションの中には難しくて攻略記事読んだほうがいい、というのもあったと思いますが。

『MGSV』の中でも『MGO3』(メタルギアオンライン)の場合はちょっと事情が変わってきます。

『MGO3』は対人戦でチーム戦です。

チーム戦なので自分が下手でも勝つことはできます。

でも、下手だとチーム内でスコアがいつも下位のまま、ということが起こります。

そのときどうするかというと、先人の知恵であるTipsやコツなどを熟読したり動画を見て勉強したりします。

 

勉強が必要 じゃないとクリアできない

『メタルギアサヴァイブ』のシングルプレイ・マルチプレイもそのくらい、勉強をしながらでないとすんなり進行できないゲームになっています。

サバイバルゲームっていうのは、そいうシビアなものなのかもしれませんが、「メタルギア」シリーズとしてこの難易度は大丈夫なのかなと心配でもあります。

 

「メタルギア」シリーズって内容と売上からして割と万人向けのゲームだと思うんですね。

その一応シリーズのスピンオフで、ガラッとハードルが上がるっていうのは大きな違いだと思います。

一気にコア層向けのゲームになっちゃったな、という印象です。

 

ハードルが高くても成り立つ

そんなハードルが高い『メタルギアサヴァイブ』ですが、ちゃんとプレイしている人の多くは満足しているんじゃないかと思います。

なぜ満足できるのか?

一昔なら、みんな攻略本を買ったり友達と回し読みしたりして熟読していました。

今は、ネットの力ですね。

攻略サイトもありますし、SNSや某掲示板があります。

そういうネット上のコミュニケーションがあるので、無料で情報を得ることができます。

ハードルが高くてもクリアできる環境が整っているので、ハードルの高いゲームでも成り立つと言えます。

ストレスを感じながらも、ネット上でコミュニケーションを交わしたり、そういう流れを読みながら、リアルタイムでゲームが読み解かれていくのを感じながらゲームをするのも、ハードルの高いゲームの楽しみ方だと私は思っています。

 

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ハクスラ要素が面白い

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『メタルギアサヴァイブ』のハクスラ要素(ハックアンドスラッシュの略。レベル上げなどのゲーム内の強化作業や一連の流れのこと)にはキャラクターのレベル上げ、装備・レシピ集め、拠点の発展(設備の拡張、人員の収集)などがあります。

ストレスも多いゲームですが、やはりこういったハクスラ要素があり、我慢すれば自分が強く、有利になれるので結果的に快感を得られる作りになっています。

MGSV:TPP』の場合、プレイキャラにレベルはありませんでしたが、自分の私設軍(PF)を強化するという要素がありました。

マザーベースの拡張、敵を捕獲して人員を増強したり、FOBを拡張したりと。

そういった自陣の強化はかなり楽しい部分でした。

『メタルギアサヴァイブ』もそういった自陣の強化は引き継がれていて、上手くアレンジされているとおもいます。

 

同じミッションばかり飽きてくる

『メタルギアサヴァイブ』の主なエリアはアフガン(砂漠)アフリカ(ジャングル)の二つで、『MGSV:TPP』と同じです。

アフガンエリアまではまだ飽きもなくてストーリーを進めていましたが、アフリカエリアに移ってからは、さすがに同じようなミッションばかりで飽きが出てきました。

メモリーボードの回収、ワームホール転送装置の再起動(防衛)、サルベージミッション(防衛)、遭難者の救助、CO-OPのサルベージミッション(防衛)くらいで、同じパターンの繰り返しです。

たまにイベントのムービーやボスとのイベントバトルがあったりします。

ベータ版でマルチプレイを何度もやっていたこともあり、防衛ミッションはさすがに飽きてきたかな、と。

それでも、ハスクラ要素が結果的に面白いので満足なのですが。

 

ちなみに、アップデートで新CO-OPミッション「レスキューミッション」が追加予定です。

新要素は嬉しいですが、レスキューミッションもシングルでやっている遭難者の救助に近そうな気がしています。

何はともあれ、細かい調整や新ミッションなど、今後のアップデートに期待しています。

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ストーリーがけっこうおもしろい

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まだチャプター22ですが、ストーリーがけっこう面白いです。

小島「メタルギア」の場合説教臭いセリフや洋画コンプレックス丸出しのくどいムービーが作家性を表していました。

「メタルギア」はいくつか楽しんで遊ばせてもらっていますが、小島秀夫の演出はいつも臭さを感じて苦手です。

『メタルギアサヴァイブ』もムービーがある部分では長いですが、私としては許容範囲です。

 

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主人公(キャプテン)は元マザーベースの兵士なので「メタルギア」との繋がりはあったり、マザーベース自体も過去作の象徴として背景的に存在しています。

それでも、やはりストーリーや世界観は過去の「メタルギア」との関連性は低いですね。

自分としては面白いければいいので、これはこれで新しい「メタルギア」なんだと思っていますが。

「メタルギア」らしくない、と言って息巻いていて文句を言い続けていたりやってもいないゲームのエアプレビューを投稿する小島信者たちのことは信用できません。

その辺りのコナミと小島秀夫の過去の遺恨については、機会があれば別記事で書こうかと思っています。

 

迷っている人はいますぐ買ったほうが良い

過去の「メタルギア」事件などのこともあり、このゲームの購入を迷っている人がまだいるかもしれません。

でも、まだ遅くないとおもいます。

いまは攻略情報がある程度でてきた段階なので、やり始める時期としてはちょうど良いんじゃないかとおもいます。

マルチプレイのほうも、周りのレベルが上がってきているのでクリアもしやすいとおもいます。

『メタルギアサヴァイブ』はそんなに多く売れるゲームではないとおもいます。

でも、ハードルが高いながらも腰を据えてしっかりプレイすれば面白いはずなので。

『モンハンワールド』の次は『メタルギアサヴァイブ』も良いんじゃないでしょうか。

 

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『メタルギアサヴァイブ』 プレイ動画

 

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