sibafutukuri

ゲームの攻略情報・感想、音響系音楽、文学、アニメ、映画などについて書こうかなとおもっています。

2014-01-01から1年間の記事一覧

若干のパラダイス

二日酔いだろうか 夕方七時 さして腹は減っていないが 習慣のために済ませておきたい食事 酒を飲みながら あまったるく生ぬるいカレー 温度は確かに熱いのだが 食感も辛みのなさも生ぬるい だから食事はめんどうだ タバスコを何滴も垂らした 猫のやつが飯を…

『ゴーン・ベイビー・ゴーン』の感想

Gone Baby Gone (trailer) 『ゴーン・ベイビー・ゴーン』を観た。ベン・アフレックが監督。ベン・アフレックは出演していないが、観ていて彼の存在を自然と感じさせる。なぜなら弟のケイシー・アフレックが主演で出ているからだけど。エンドロールが流れるま…

2014年4月の読書

2014年4月の読書メーター読んだ本の数:15冊読んだページ数:4473ページナイス数:72ナイス 「安部公房と小林泰三」(2014.04.27) ■フィクション 玩具修理者 (角川ホラー文庫)の感想 悪夢みたいな怪奇小説。第一作品集。「玩具修理者」は怪奇でありながらファ…

安部公房と小林泰三

玩具修理者 (角川ホラー文庫)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1999/04メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 328回この商品を含むブログ (97件) を見る 小林泰三 - 玩具修理者 (角川ホラー文庫) 悪夢みたいな怪奇小説。第一作品集。「玩具修理…

現実の誤読

2014年3月19日のツイートより。 宮台真司さんの『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』の第三章では現代人の現実の捉え方と嫌な現実への対処法が書かれている。対処法として分析されているのは二通りあり、非現実(フィクション)への逃避と現実を変えてし…

2014年3月の読書

2014年3月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:3183ページナイス数:121ナイス ■フィクション 新装版 キリング・フロアー 上 (講談社文庫)の感想 映画化されたジャック・リーチャーシリーズ『アウトロー』の原作一作目。しかしいきなり殺人罪で…

フィクションとしてのファッション

2014年3月19日のツイートより。 今月のファッション誌『GINZA』(2014年4月号)は「ファッションが恋したアートの話」という題の特集で、つまりファッションとアートなんだけど。店頭で開いた瞬間、まさにアートな写真が出てきてこれはヤバいと思った。目が見…

2014年2月の読書

2014年2月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:2667ページナイス数:48ナイス ■フィクション オラクル・ナイトの感想 貴重で新鮮な読書体験をした。物語内物語が大好きなオースター。今まで読んだ『ムーン・パレス』、『幻影の書』でもよく登場…

ポール・オースター 『オラクル・ナイト』 - n次世界の氾濫による一次世界への自覚

オラクル・ナイト作者: ポールオースター,Paul Auster,柴田元幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/09メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 50回この商品を含むブログ (43件) を見る ポール・オースターの『オラクル・ナイト』。中盤か後半まで退屈でうん…

雪がパンを消す

2月14日金曜日 東京に雪が積もった 街からパンが消えた と言えば大げさすぎるが、 いつも行くスーパーのパン棚は間違いなく空っぽだ おそらく少なくとも土曜日から月曜日までは でも、ぼくはパンを持っている 金曜日の夜中に買った焼きそばパンがある まだあ…

ハタから見るお祭り

どうやら冬季オリンピックをやっているらしい ソチ? スノーボードとかフィギュアスケートとかカーリングとか ぜんぜん興味がないのだが、目には入ってくる しかし、ここ一週間ほど、ずっとフィギュア―スケートの話題を目にする ヤフートップ画面のニュース…

2014年1月の読書

2014年1月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2305ページナイス数:46ナイス ■フィクション Dr.インクの星空キネマの感想 Dr.インクという脚本家がいる。ぼくらの見る夢はそのDr.インクの書く脚本をもとにして脳内で映像化される。ぼくが夢を見…

線香とその昇る煙と

死者にたむける線香の意味とは。 ふと、頭に浮かんだ疑問。 仏教的だったり慣例としての意味は しっかりとあるのかもしれないが、 それはいつか調べるとして、 自分勝手に思ったことを書いてみよう。 線香とはこの世とあの世(冥界)を繋ぐ縄みたいなものなの…

読みたい本はどこへ行ったか

傍に何冊も本が積まれているし、Kindle Paperwhiteにも 読まなければいけないような本がいくつか収まっている。 でもいま、自ら進んで読みたい本なんてない気がする。 あるのかもしれないが、そうでない本の方が多すぎて。 読まなければならない本、 それが…

2013年12月の読書

バルトの『明るい部屋』はよかったなぁ、と読んでから数日経って改めて思う。また別の写真論を読みたくなる。自分で写真を撮らないから、せめて本を読むことで関わりたくなっている気分なのかもしれない。 写真家の畠山直哉さんの名前が最近よく目に留まる…