【解説】『ゴッドオブウォー』 最後の壁画の意味、アトレウスとヨルムンガンドの関係、父の未来
PS4版『ゴッドオブウォー』のメインクエスト「母の遺灰」で、ある壁画を見ることになります。
その壁画の最後の絵の意味、アトレウス=ロキとヨルムンガンドの関係、父クレイトスの未来などについて、解説・考察をします。
以下、ネタバレを含みます。
↓続編の記事もあります。
目次
- 【解説】『ゴッドオブウォー』 最後の壁画の意味、アトレウスとヨルムンガンドの関係、父の未来
- 目次
- 壁画の謎やエンディングでの会話
- 最後の壁画の意味とは - クレイトスの死
- PS4版『ゴッドオブウォー』の続編はどうなるのか
- メインクエスト攻略記事一覧
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壁画の謎やエンディングでの会話
リヴァイアサンを持つフェイ
本作でクレイトスが使っている斧のリヴァイアサンはドワーフの兄弟鍛冶師ブロックとシンドリが作ってフェイに渡した
フェイと巨人が話している絵
過去におこったできごとの絵が壁に描かれている
フェイは未来を全部知っていた?
すくなくとも壁画を描いた人物は知っていた
これはアトレウスの物語
フェイは巨人
アトレウスも巨人
アトレウスは巨人で神で人間でもある
父親のクレイトスは人間であり神でもある、半神半人
親子の絵を見せるために母親がここに来させた
バルドルが探していたのはフェイだった
死んでいるのを知らなかった
壁画の最後にはクレイトスが死ぬ未来
アトレウスはロキ
「ロキ」は最初フェイがつけようとした名前
巨人たちにはロキと伝えていた
フェイは仲間のところに帰りたかった?
フェイは巨人が滅んでいることを知らなかった?
アトレウス=スパルタの戦士の名前
ヨルムンガンドはアトレウスを知っていた?
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最後の壁画の意味とは - クレイトスの死
壁画の一番最後に描かれていた絵は布に隠れていたため、クレイトスしか見ていません。
おそらくこれから先のクレイトスとアトレウスの未来を示していると思います。
倒れるクレイトスを抱えるアトレウス。
アトレウスがクレイトスを殺してしまったか、エンディングの最後で現れたトールにあの直後クレイトスが殺されたか。
本作の内容だけで考えると以上の二つのクレイトスが死ぬ理由が考えられると思います。
絵の二人の見た目が他の絵と変わっていないことから、トール襲来からそんなに時間は経っていないように思えます。
そもそも、あの「数年後」の映像で二人の見た目が全く変わっていないのが謎なのですが。
成長しない生態なのか、成長が著しく遅い生態なのか。
まぁ、二人とも普通の人間ではないのでなんでもありなわけですが。
アトレウスが口からなにか吐き出しているように見えるのも気になります。
もしかしたら、この長い物体は大蛇のヨルムンガンドかもしれません。
ヨルムンガンドは神話上ではロキ=アトレウスの息子です。
また、ミーミルの話ではヨルムンガンドが未来でアトレウスを見た気がする、と言っています。
「(ヨルムンガンドは)ロキが巨人アングルボザとの間にもうけた、またはその心臓を食べて産んだ3匹の魔物(フェンリル・ヨルムンガンド・ヘル)のうちの1匹。」
また、神話上ではラグナロクが到来するときにヨルムンガンドとトールは対決して相打ちになっています。
「トールはミョルニルを3度投げつけ、ヨルムンガンドをうち倒す事に成功するが、最期に吹きかけられた毒のために命を落とし、決着は相打ちという形で終わることになる。」
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「ロキにとって神々で最も仲が良かったのがトールと推定される。」(トール - Wikipedia)ようですが、なんにせよロキ、ヨルムンガンド、トールは繋がりの深い神々です。
本作ではトールの息子たち(モージとマグニ)がクレイトスとアトレウスに手を出してきて返り討ちにしました。
トールはその恨みがあり、アトレウスも母親をバカにされた恨みを持っています。
アトレウスとトールはそういう関係なので今後も敵対関係になりそうです。
ということで、今のところ最後の絵の一番有り得そうに思える答えは、トールがクレイトスを殺した、です。
本作は実はタイムトラベルものでもあったので、既に起こってしまった過去の出来事を変えるために更に過去に戻って行動する、というのもゲームとして十分可能性はありますが(なんかもはやジャンルがちがってそう)。
最後の絵はやはり、クレイトスVSトールの結末だったのかなと思います。
PS4版『ゴッドオブウォー』の続編はどうなるのか
続編が出るとしたら、そういうクレイトス&アトレウスVSトールの部分の話も題材にするのではないかと思います。
あるいは、一人になったアトレウスの旅など。
アトレウス主役は物語としては必然の流れに思えます。
「ゴッドオブウォー」というゲームとしては主役はやはりクレイトスのイメージが強いですが。
もし、トール襲来でクレイトスが死ぬわけではないのなら、まだまだクレイトス主役でゲームを作れるとは思います。
自立したアトレウスと一緒に冒険したり戦ったりする必然性はないので。
もし、またアトレウスと行動するとしたら大分クレイトスの主役感が薄れそうでそれはどうなのかなと疑問です。
今回でさえ、終盤は特に「アトレウスの物語」になっていきつつあり、頭脳面ではアトレウスが主導側になっていました。
続編では息子にこきつかわれるクレイトス、みたいな関係性になりそうでちょっと嫌です。
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