sibafutukuri

ゲームの攻略情報・感想、音響系音楽、文学、アニメ、映画などについて書こうかなとおもっています。

20110329(オリジナル音源)

  bibioepic45の新譜を買いました。“Mind Bokeh”と“Weathering”。どちらも国内盤。


  とりあえずbibioをよく聴いている。このアルバムは、始めは作風の変化にビックリしてまごついてしまったけれども聴き慣れればなかなか良い曲も多いかも。例えば12曲目の“Saint Christopher”が好き。 ちなみに、今回のボーナストラックは聴く価値があると思います。




  さて、曲を作りました。


20110329
http://www1.axfc.net/uploader/H/so/130097.mp3
拡張子 : MP3
容量 : 約6.1MB
時間 : 4:24
演奏 : 節子
[エレクトロニカ][ポストロック][音響系]




  友人の節子さんがMIDIキーボードで演奏したデータを、ぼくがいじくりまわした結果できたものです。


  楽器の音としてはヴィヴラフォンとシロフォンなどの音を使っていて、それっぽい音が聞こえてくるかもしれません。ぼくはこういう楽器は詳しくないのですが、鉄琴とかはとても良い音がするみたいです。鳴らしてみたい。


  普段は一人でギターを弾いたり打ち込みをしたりして曲を作っているので、誰かと一緒に作ることは滅多にありません。しかし、今回は協同作業で作ったものなのでいつもとは違うと思います。


  こういうものが作れてとても嬉しい。たまにeluviumみたいにも思えるし。




  ふんわりしていてなかなかよいと思うので、ダウンロードして聴いてみてください。




Bibio - Mind Bokeh (Album Sampler) - see http://warp.net/bibio


Mind Bokeh [解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC285)

Mind Bokeh [解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC285)

Weathering

Weathering

たまたま知ったSaycetがすごい (2011.07.30、追記)

sayCet - Bruyère (video)
http://vimeo.com/10247453




HibOO d'Live : SayCet "Easy"



たまたま知ったSaycetというバンド。
フランスのエレクトロニカ3人組Saycet。




すごくて、
鳥肌が立つまではいかないけど、落ち着いてはいられない状態だ。
Vimeoに上がってる動画だからか、
画質も音質もめちゃくちゃ良い。クオリティが高い。
最も落ち着いてはいられない理由は、
ボーカルの声が聴いたことあったからだ。
この素晴らしいエレクトロニカに最適の歌声は
絶対にどこかで聴いたことがあった。
mumを思い出さずにはいられないが、それとはまた別のところで。




誰の声かはすぐにわかったけど、名前を思い出せなかった。
Oto Efektというアーティストだ。絶対そうだと思った。
実際その通りで、Phoene Somsavathという女性だった。
彼女はSaycetでは
Vocals, Guitar, Live Programmingを担当しているらしい。




SaycetのCD、是非欲しい。
Saycetも素晴らしいけど、Oto Efektも良いです。
もう活動していないのかもしれないけど。
どちらも、どマイナーなのがもったいない。
それだから余計に興奮するんだけど。




↓Oto Efektはここでダウンロードできます(無料)。
The Poni Republic oto efekt
(http://ponirepublic.blogspot.com/search/label/oto%20efekt)



■参考サイト
久しぶりのオススメトロニカ Thomason sounds blog
(http://thomason.jugem.jp/?eid=232)




■追記(2011.07.30)


Electronica,Ambient Mix 2011.07.23」
http://www.mixcloud.com/sibafu/electronicaambient-mix-20110723/


Saycetの曲をつかったDJミックスを作りました。
聴いてみてください。
ちなみセカンドアルバムの“Throught the Window”は買いました。




Through the Window

Through the Window

「For Nihon / 日本のために」

  Goldmund(Helios)の所属するレーベルunseenから、日本への寄付を目的としたコンピレーションが発売されるらしいと、ついさっき知った。このレーベルの存在を、これで初めて知った。


  私と妻のHollieは2011年3月11日に日本で起きた痛ましい地震について知り、私たちに何かできることはないかと話し合いました。そして数人の友人に協力をお願いし、募金を目的としたコンピレーション・アルバムの制作をすることにしました。数人の協力者は瞬く間に大人数となり、私たちはミュージシャンたちの熱意に圧倒され、同時に暖かい気持ちにもなりました。


  「日本のために」はアンビエント/実験音楽の代表的ミュージシャンを集め、売り上げで得た利益は全てNew YorkのJapan Societyが設置したJapan Earthquake Relief Fundに寄付されます。アルバムは現在仕上げの段階に入っており、このウェブサイトのShopやiTunesemusicなどから間もなくリリースとなります。デジタル版のリリース後には2枚組のCDも生産する予定です。

(Unseen For Nihon、http://www.unseen-music.com/nihon/jp/)




  音響系というマイナーなジャンルだけど、こういうことするものなのか。彼ら音響系のアーティストは、アーティストといっても一般音楽と比べて市場やライブの規模が小さすぎて、存在としては有名人というよりは「外国人の知り合い」みたいな感覚に近いものがある。そういう彼らが日本のことを思って募金活動をしてくれているというのは、素直に嬉しい。ありがとう Arigatou。


  「日本のために」という短くてシンプルな言葉が、良い意味でここまで心にぐさりと刺さるものだとは思ってもみなかった。音響の力添えがあるにしても。


  音響系でもこういう役にたてるのか、と感心もした。日本のレーベルやアーティストだけではあまり効果は無くて、外国でありワールドワイドだからより有効なのかもしれないけど。


  音楽で慈善事業をする、というのを俺はあまり良くは思っていない。でも、ライブをするわけではなくてただCD出して客がCDを買って、その金が寄付になるっていう流れなら別に良いのかなと思える。そこに明確な境界はないけど。




  東北地方太平洋沖地震津波被災者以外も、福島原発からプルトニウムが出てきたりして関東地方も危なくなってきている今の日本。もはや、日本国民全員が広義の被災者なのかもしれない。


  寄付にもなるしたぶんいろいろ新曲も聴けるのだし、CDが出たらこのコンピを買おうとおもう。音楽を聴いていられるような状況が続いていてほしい。




Goldmund - Nihon 日本のために




■「日本のために」に参加すると思われるアーティスト(“unseen”より)
Ametsub (JP)
Amman Abbasi (US)
Alva Noto (DE)
Arms and Sleepers (US)
Aus (JP)
Balmorhea (US)
Bexar Bexar (US)
Biosphere (NOR)
The American Dollar (US)
Clem Leek (UK)
Christina Vantzou (US)
Cokiyu (JP)
Colin Kenniff (US)
Dustin O'Halloran (US)
Ex-Confusion (JP)
Goldmund (US)
Hammock (US)
Harold Budd (UK)
Helios (US)
Hollie Kenniff (US)
Jon Hopkins (UK)
Joe Minadeo (US)
Jonsi and Alex (IS)
Last Days (UK)
Little Phrase (JP)
Max Richter (UK)
Near The Parenthesis (US)
Nils Frahm (DE)
Olafur Arnalds (IS)
Peter Broderick (US)
Rafael Anton Irisarri (US)
Rhian Sheehan (NZ)
Rob Simonsen (US)
Robin Guthrie (UK)
Ryan Teague (UK)
Ryuichi Sakamoto (JP)
Sawako (JP)
Taylor Deupree (US)
Ulrich Schnauss (DE)