「夏の第一呼吸」叙事詩四十五番歌
私にはどちらかといえば、秋の始まりあたりが頭で映像化されるのだけれども。
ここでも、第一呼吸がそろそろ吹きはじめる時期かと思う。
ぼん ぼぼん っぼっぼぼん ぼん ぼぼん
というアコースティックの低音部が揺れているのが、主題とはすこし離れたところで安定しているようにおもえて安心する。
それで、深いところから愉快が湧いてくる。
その時期はまだ来て欲しくないのだが、朱に染まるもみじをはやく眺めたい。
滲んだ赤で埋もれた地面は、絨毯のようで踏むのがもったいない。
Epic45 - Summer's First Breath