約2カ月ぶりくらいにProToolsを開いて、曲を作った。ひさしぶり。作りたいと思って作り始めたわけだけど、そのきっかけはSeefeelの“fracture”という曲に憧れて、こういうの作れたらいいなと思ったことだった。ProToolsをイジっていくうちに、他に面白い楽器の音に浮気したりして途中からその目標はどこかへ行ってしまったのだけど。
seefeel - fracture
20110610
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/243370.mp3
拡張子 : MP3
容量 : 約1.4MB
時間 : 2:00
[エレクトロニカ]
これは、竹村延和(Nobukazu Takemura)のゆるい系の曲を思い出す。竹村延和の曲には激しいものとゆるいものがあって、その差がけっこう広いように思える。激しい曲のほうが好きで、ゆるい系はあまり好きではないのだけど。この曲の場合、アルバム“Songbook”の“魔法のひろば”のようなものを思い出す。
竹村延和 - 魔法のひろば
あと、Aphex Twinのアルバム“Drukqs”の、あののどかなピアノなどによる音響のイメージも頭に浮かぶ。
Aphex Twin - Penty Harmonium
20110610-3
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/327594.mp3
拡張子 : MP3
容量 : 約3MB
時間 : 2:08
[ノイズ][エレクトロニカ]
これは、わりと冒頭に挙げたSeefeelの曲に近い。でも、やっぱり他の方向に行っている。せめてベース音を足すべきだった。「ビートノイズ」あるいは「ノイズビート」、という言葉があるかは知らないけどそういう言葉を連想させる。
池田亮司(Ryoji Ikeda)やAlva Notoなどのレーベルraster-noton系の、つぶつぶ繊細なノイズミュージックを思い出す。Seefeelの“fracture”はもっと豪快は曲調だから、やっぱりズレているわけだけど。
こういう曲は、曲単体よりも断然、音とシンクロさせた映像をながめながら観賞するほうが良いのかもしれない。池田亮司のプロモなどにこういうものが多い印象だけど、音の粒の動きが細かく激しめだからそれに伴う視覚的情報が目の前にあると、なんだか興奮するものがあるのだとおもう。
Ryoji Ikeda - Data.Microhelix
raster-noton関連のライブには一度行ってみたい。Alva Notoは特に映像に凝っているようだから、音響と映像の融合によるパフォーマンスが面白そう。
- アーティスト: Aphex Twin
- 出版社/メーカー: Rhino / Wea
- 発売日: 2001/10/30
- メディア: CD
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