sibafutukuri

ゲームの攻略情報・感想、音響系音楽、文学、アニメ、映画などについて書こうかなとおもっています。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

卵形時空

結局、Jim O'Rourkeの"Eureka(ユリイカ)"を買った。だって、二ヵ月ぶりくらいに6Fにいったらさ、中古があるんだよ。あのショッキングピンクなジャケットになにか訴えるものがあったのだ。 で、他にも然程多くはないけれど買ったり二か月前の注文が届いたり…

初音ミクの音楽についてなど

ミクがオリコン一位wwww http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1275149385/ 1 名前:既にその名前は使われています 投稿日:2010/05/30(日) 01:09:45 ID:5BB066RQ [1/6] http://www.oricon.co.jp/rank/ja/ 機械人形>>>>人間 糞ワロタww 3 名…

幽霊たてもの

仏教関係の講義をいくつか受講したことがあるのだが、なぜこうも眠りに誘うように退屈なのか。数十分ほどうつ伏せで寝ていたら、両肩のあたりに重圧があるような鈍い痛みが起こってきた。 読む文庫本がなくなったので、ジェイムズ・ジョイスの『ダブリン市…

めがしゃき

酔い明けの、わりとすっきりと起きられた朝に、シャワーを浴びて身のよごれを流し落とし、薬缶でお湯を沸かす。インスタントコーヒーをいれる。乾燥して敏感な喉元に流し込む。ただのインスタントでありながらも、これほどの美味さを感じたのは久々だ。爽快…

nuuroが叫ぶから

夜中にひそひそとすするコーヒーの味は祝福の手紙だ あめつちほしそらと唄って ぼくはいま天空に昇る星座を見つける 瞬間は青白眼のシリウス 薄明視でそれを見つめた カフェインに呑み込まれる意識をまさぐる nuuroの叫びがひどくからだに音響する 三杯目だ …

はだかの中年とうさぎ人形

飯を用意する前に、テレビを点けた。NHKが映った。戦時中の写真や映像のようなものが連続して映し出されていた。映像のバックにある音楽。アコースティックギターからのメロディは郷愁ある音響を醸し出していて初めの数秒は漠然と懐かしくて、画面の前に釘…

just like honey

Cornelius(小山田圭吾)の'God Only Knows'を聴いていた。 うわっ、っと声までは出していないが、God Only Knowsと彼が透き通るようなウィスパーボイスで静かにつぶやくように歌っている背後で聞こえたものにかなりびびった。思わず声を出しそうになるくらい…

オリジナルは読者にこそ

文学研究者のやっていることは、時にただの「間違い探し」のようにしか私の目には映らなくて、それが非常に腹立たしいのだ。それに何の意義があるのか、と問いたくなってしまう。 もちろん、そういった研究者の功労のおかげで私たち読者は大いに恩恵を被っ…

あなたの後ろの存在

くらやみのなかで蒲団に横たわりながら、右手に握る携帯電話の画面からの光に顔面を照らされてぼうっと呼吸をしていた。 eluviumの'Behind Your Trouble'がながれていることに気がついた。これは33:19もある大作で、一曲まるごと聴くことは滅多にない。大変…

きょうみた夢

「い・ろ・は・す(I LOHAS / いろはす)」(クソクラエ!)という飲料の商品がある。これを今日の夢にみたことをさっき思いだした。 どこかの室内に、わたしと誰だかわからない男性がいた。男性はわたしに「これなに」と木製のテーブルの上に一本置いてある透…

なにを「吸いません」だって?え?タバコかい?え?

「すいません」についてなぜこうしてわざわざ指摘をするかというと、この言葉が謝罪を表すものであるからだ。結局ぼくがいいたいことを簡略化すれば、これを使うな、ということであるのだけれど、これを一切使わないというのはぼくじしんにも難しい。 これ…

早朝

なんてダルい朝なのだろう。だが、薄明るくなった遠く向こうからかすかに小鳥の、高い声がいくつも重なって聞こえてくるのが救いだ。 ベッドから、横たわった体を少し傾け傍らにある窓に手を伸ばして10センチほどの隙間を開ける。室内よりも幾分冷たい空気…

不安の残滓

深夜二時頃のはなし。自分で作っておきながら、これを編集している間は得体のしれない恐怖に脅かされていた。背後から何かが迫ってきそうな、そういう不安があった。けれども、出来あがったこの残響とノイズの結晶を結構気に入っている(6:04)。 http://www1…

四月中旬の痕跡

これは些かサイケっぽい。鼻をかみすぎて頭がクラクラとしてきて、激しく二度咳をすると右耳がトンネルに入った時みたいに詰まってしまって、スピーカーから聞こえるステレオの音響をゆらゆらしそうになりながら浴びていた。『罪と罰』のスリリングで緊張感…

音響と遊び(無修正)

何もする気が起きなかったので、久々にギターを弾いて遊んでいた。無修正(無編集)のそれをウェブに上げる。出来そこないのepic45みたいなイメージ。パソコンから下記のURLをクリックすれば、mp3データをダウンロードできると思います。アップローダーの性質…

Shoegazing

"Sci-Fi-Lo-Fi Vol. 3 -- Shoegazing 1985-2007"というCDを借りた。そのなかのSlowdiveというアーティストの‘When The Sun Hits’(1994)という曲があるのだけれど、この曲が絶対にどこかで聞いたことがあると思っていた。で、iTunesで曲名から探したところ、…

雪の漂着

スライドするバーを目視し コントラバスが溶解し足跡を刻む ベースが上下することで 雲と地にいちいち揺らされる ぶー うー うー ぶー 持続するベースは交代で 空と海をいったりきたり泳ぐ ぶー うー うー ぶー とんとんと叩かれる電子木琴は 機械化された心…

『友情』武者小路実篤著

夏目漱石による『こゝろ』の先生の手紙の部分は、読み手にとって先生である「私」の主観として語られる。武者小路実篤の『友情』は、といえば神の視点から物語られる。 『友情』のほうはまだ三分の二ほどを読んだところだが、どちらも片思いや簡略化すれば…

勝間氏とひろゆき氏の対談について

デキビジで勝間vsひろゆきが放映後ブログ大荒れ! 匿名と実名の境界線は? http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1200306&media_id=85 この件の約20分ほどの動画をニコニコ動画で観たが、勝間氏の異常具合に笑えるともいえるが、こういう人がマスメディアを…

bambooless incense sticks

そのとき音楽はたまたま流れていなかった お香にライターで火を灯し、燃える炎を手で扇ぎ消して、なぜだか音楽が始まるのを十数秒ぼうっと待っていたが、案の定お香から音楽が始まるわけがなかった 火を点けたことで音響が表れると思っていた あたまのなかで…

梅酒ソーダ割り

学術書を読んでいる最中というのはそうでもない。 が、小説や詩をよんでいるとそれは仕方がなく、なにかしらの幻想やら事象が頭にほとんど際限なく浮かび、こうして限られたものだけが表出する。 楽しい音響を鼓膜と身体に流し込んでいてもそうで、まぁ、酒…

「鏡よ、鏡……」

女性が児童文学を朗読する声を聞いて、なんて温かい声だろう、と思って癒されていた。 その女性は20代前半くらいで、声は少しアニメ声っぽく聞こえた。地声がどうかは残念ながら聞いたことがないから判断できないけれども、そう聞こえさせる一つの要因は、…

薄明の犬探し

地下図書館にて、図書をうずたかく机に積み、これ見よがしに研究に耽るふりをする、そういう時 図書館はいつだって暑く。今もまた同じく 先行する資料の収集の為あくせく書物を運び、上気する体内の血流を感ずる 「宮沢賢治(1896〜1933)」、「賢治」 「宮沢…