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はあちゅうと岸勇希の新著は幻冬舎から刊行されている事実 - 電通セクハラ告発は三者の共謀だったのか

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「はあちゅう」が気持ち悪い

通称はあちゅう、という作家・ブロガーがいる。

言動は別として、とりあえず「はあちゅう」という名前の字面や響きが苦手で気持ち悪い。

本名の伊藤春香で活動してくれないかと勝手に思っている、特にこの数日。

外見だけで言えば美人で、むしろタイプでさえある。

言動の面では、男にマウンティングを取るために煽るような発言が多かったり、炎上商法的なイメージが強かったり、女ながらにマチズモな思考が見え隠れしているので昔から好きではない。


名前の方に話をすると、ウェブ上には「ちきりん」を自称する明らかにオバサンなブロガーがいる。

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「ちきりん」も名前の響き的にけっこうヤバイけど、30歳を越えて「はあちゅう」を自称している存在には負ける。

一旦、名前が広まってしまったらネームバリュー上、名前を変えるのは不利っていうのは分かりますが、それにしても「はあちゅう」は痛い。

はあちゅうもちきりんも、女性ブロガーとしてウェブ上の強力なオピニオンリーダー的な立ち位置の人たちだとおもうけど、こういう人たちは罰ゲームみたいな名前を名乗らなければいけない決まりでもあるのか。


かく言う自分も末端のブロガーで「芝生」を名乗っているので目クソ鼻クソのようなことろはあるのですが。

検索結果的に優位そうだなという理由で見出しは「はあちゅう」としておきますが、以下は本名の伊藤春香で書かせてもらいます。

 

目次

 

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伊藤春香によるセクハラ、パワハラ告発

自らが受けた性暴力について語り、連帯する「#metoo(私も)」。米国ハリウッドに端を発するこの動きは世界中に広まり、日本にも変化を起こそうとしている。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】

BuzzFeed Japanもこの動きを後押しするため、「#metoo」に関連した記事を発信し続けている。その中で、「私も証言したい」と連絡をしてくる人もいる。
 

作家・ブロガーとして有名なはあちゅうさん(本名:伊藤春香)も、その一人だ。
 

大学卒業後、2009年に入社した大手広告代理店「電通」でセクハラやパワハラを受けたという。BuzzFeed Japanは、はあちゅうさんの証言を受け、複数の電通社員に話を聞き、はあちゅうさんが「加害者」と証言した男性にも取材をした。
 

その男性とは、岸勇希氏。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00010002-bfj-soci&p=1

 

以上の伊藤春香による電通時代に受けた岸勇希のセクハラやパワハラの告発記事が話題になっている。

引用した記事でも書かれているとおり、今年は特にハッシュタグの「metoo」が流行ったりと、女性の間でセクハラ告発が流行しているという時代背景がある。

時流に乗る浅ましさがあるとは言え、セクハラ、パラハラ被害を受けたことは同情する。


ネット上でもライトサイドな場であるヤフーコメントやツイッターでは伊藤春香に同情的なコメントを多く見受けられる。

一方、ダークサイドな場では伊藤春香に同情する声もあるが、炎上商法やただの売名だと罵る意見や加害者も被害者もどっちもクソ、登場人物全員クソ、という意見もある。

いろいろ見て回ったあとの自分の感想を言うと、登場人物全員クソ、というものが近い。

しかし、実はこのセクハラ騒動はプロレス的なエンターテイメントやショーなんじゃないかと思えてきて、善にしろ悪にしろ感情を燃え立たせることがバカらしくも思えてくる。

 

伊藤春香の新刊が幻冬舎から12月20日に発売される

というのも、まずは伊藤春香の新著から説明しておく。

伊藤春香の新著『「自分」を仕事にする生き方』が幻冬舎から発売される。

紙書籍の発売日は12月20日で電子版は19日発売。

それで、騒動の発端になっている伊藤春香のセクハラ告発記事は12月17日にウェブ上で配信されている。

 

世界に広がる「#metoo」の動きについて、はあちゅうさんはこう話していた。

 

背中を押された気持ちになりました。岸さんのセクハラの話はもともと公に公表する勇気がなく、友人への個人的な相談のつもりでした。その方が『この話は公にするべきだ』とBuzzFeedさんをご紹介いただきました。ご紹介いただいた時点では、公表することで負う傷は、彼よりも私のほうが深いと思い、勇気が出ませんでした」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00010002-bfj-soci&p=5

 

新著発売の2~3日前に電通時代のセクハラ告発記事を配信する。

引用したように伊藤春香はインタビューでは「(「#metoo」などのセクハラ告発運動に)背中を押された気持ちになりました。」とまで語っている。

こうまでタイミングがうまく重なると、セクハラ被害を受けたけどこの人は不快に思っても大して傷ついてはいなさそうだし、ただの売名や新著のプロモーションの一部なんじゃないの?としか思えない。


また、セクハラ告発運動が活発だから告白した、というよりは、 セクハラ告発運動が活発だから、この売名やプロモーションになるけどセクハラ被害を告白してしまった、みたいな責任転嫁にも受け取れる。

 

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岸勇希の新刊が幻冬舎から10月28日に発売された

騒動について調べてみてけっこうビックリだったのは、セクハラを告発された側の岸勇希の書籍『己を、奮い立たせる言葉。』が割りと最近の10月28日(または10月31日)に発売されていたことと、発売元が伊藤春香の書籍と同じ出版社の幻冬舎だったことです。

伊藤春香の書籍が発売される約1ヶ月半前に岸勇希の書籍が同じ出版社から発売されている。

 

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アマゾンなんかでは「NewsPicks Book」というよく分からないけどレーベル名が付いていたりするけど、発行元は幻冬舎。

この「NewsPicks Book」からは堀江貴文(ホリエモン)の『多動力』や落合陽一の『日本再興戦略』がすでに刊行されていたり刊行予定だったりする。

堀江貴文、岸勇希、落合陽一という前科モノだったり犯罪者予備軍みたいなうんさんくさい人材を集めている感じが香ばしいですね。

幻冬舎自体が、社長の見城徹や出版している本、書いている著者など含めて、昔からキワドイ存在ですが。

「炎上芸人」あるいは「炎上名人」を目指しているんじゃないかってくらい日常的炎上しているキングコング西野亮廣の本をよく出しているのも、この幻冬舎です。

伊藤春香と岸勇希の書籍はどちらもおそらく自己啓発系で広告系という著者の立ち位置も近かったりするので、この二冊の編集者が同じ人でもおかしくはない。

己を、奮い立たせる言葉。」と「「自分」を仕事にする生き方」と、二つの本の題名が少し似ているのも面白い。

 

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伊藤春香と岸勇希と幻冬舎は共謀しているのか!?

電通セクハラ告発騒動の時系列

10月28日:岸勇希『己を、奮い立たせる言葉。』発売(幻冬舎)

12月17日:伊藤春香セクハラ告発記事配信(BuzzFeed Japan、ヤフー)

12月20日:伊藤春香『「自分」を仕事にする生き方』発売(幻冬舎)

 

こうして今回の騒動の時系列を見ると、やっぱり不自然じゃないですかね。

伊藤春香のセクハラ告発を新刊のプロモーションとして利用することは、伊藤春香と幻冬舎の編集者とで話し合っていたのではないかと推測できます。

新刊のプロモーションとしては理解できるのですが、幻冬舎から加害者の岸勇希の本もちょっと前に発売されているっていうのはどういうことなんでしょうか。

今回の騒動で両者の知名度は間違いなく上がっていますが、岸勇希側のダメージは深刻なんじゃないかと思います。

岸勇希はツイッターアカウントを持っていたようですが、今では非公開あるいは削除されています。

悪名は無名に勝る」という言葉が本当であれば、岸勇希も合意した上での伊藤春香の告発、という可能性も十分考えられるのですが。

 

想像できる騒動の背景

1.伊藤春香、岸勇希、幻冬舎の三者が協力し合っている

2.伊藤春香、幻冬舎の二者が協力し合っている

3.伊藤春香の暴走

 

2番の伊藤春香と幻冬舎が協力し合っている、というのが無難な線ですが、そうすると 岸勇希は単に二者の踏み台にされちゃったのかな?というある意味で黒い面が見えてきます。

3番は伊藤春香の暴走で、幻冬舎に相談なく勝手に告発しちゃった、というのも有り得なくはないですが、ずる賢そうな印象なので、このパターンだったら結構意外です。

1番の三者が協力し合っている、は可能性としては一番低いかもしれませんね。

ただ、騒動の渦中となっている二者+マスコミが共謀して一つの騒動を作り上げた、というのはなかなか都市伝説や未解決事件風で、傍から見ている分には面白いです。

ことの真相はわかりませんが、幻冬舎が当事者の二人に深く絡み込んでいるので、この騒動はどうもうさんくさく見えるところがあります。

1番の通りだとしたらただのプロレス、あるいはマッチポンプみたいなもので、エンターテイメントやショーでしかないわけですからね。

そんな内実はくだならい騒動で、やれセクハラだのやれフェミニズムだのやれ社会問題だの、と騒ぎ立ててもエネルギーの無駄ですからね。

 

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セクハラ告発に純粋に同情できない

以上のような裏事情がありそうで、今回の伊藤春香による電通セクハラ告発騒動については、素直に同情することはできません。

セクハラ、パワハラ被害を受けたことはかわいそうですが、著名人がこうしてセクハラ被害を告白することで確実に売名に繋がるわけです。

男女平等」という建前を裏切って、世間からの同情を集めてのし上がろう、という腹黒さなんかを自分は感じてしまいます。

人種差別、性差別、同性愛者やLGBTへの差別など、全部含めてですが。

告発であり警鐘であり売名でありマウンティングであり、という告発した時点で純粋な「被害」ではなくなってしまうような面があるのではないでしょうか。


女性への性差別文化やセクハラ、パワハラはもちろん是正されるべきですが、「♯metoo」運動のような同調を促すブームは苦手です。