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シリーズ最新作『メタルギアサヴァイブ』 のレビュー・感想
2月21日(水)、コナミから「メタルギア」シリーズ最新作『メタルギアサヴァイブ』 が発売されました。
さっそくプレイしているところです。
シングルプレイで2~3時間、マルチプレイは30分ほど。
まだ触りの部分だけですが、購入を迷っている方も多そうなので第一(第二)印象のようなレビュー・感想を書こうと思います。
ネタバレはたぶんなし。
レビュー二つ目を書きました。
目次
- シリーズ最新作『メタルギアサヴァイブ』 のレビュー・感想
- 目次
- 満足度90点
- ベータとの比較
- ストーリーが意外としっかりしてる
- アバターについて - 『MGO3』の使い回し
- 課金要素について
- おわりに
- 『メタルギアサヴァイブ』プレイ動画
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満足度90点
評価を分かり易くするために数字で表すと、『メタルギアサヴァイブ』の満足度は90点です(個人的な評価です)。
ちなみに『MGSV: TPP』&『MGO3』(METAL GEAR ONLINE)も同じく90点。
ひたすらプレイしている前作と比べたら、『サヴァイブ』はまだまだ触りだけなので本当は未知数の作品ですが、現在の満足度ということで90点にしておきます。
これが7000円や8000円するゲームだったらまた評価も変わってきますが、『サヴァイブ』は4000円台で買えますからね。
悩んでいるのならば今買っておいたほうがいいとおもいます。
CO-OPゲームという点では時間が経てば過疎る可能性もあり、ストーリーやゲームシステム面では未知数のものに触れられる新鮮味が今ならあるので。
ベータとの比較
『メタルギアサヴァイブ』は18年1月と2月に計2回、公開ベータテストを行っていました。
内容はどちらも同じだったので二度目は少し触ったくらいですが。
つぎに製品版とベータ版の比較をします。
シングルプレイの違い
ベータ版にはシングルプレイはなくマルチプレイのみでした。
それなので比較はできません。
製品版のシングルプレイの最初の1~2時間はムービー多め、行動が決められているチュートリアルのようになっています。
チュートリアル部分が終わり次第、マルチプレイを本格的にプレイできるようになります。
この導線の引き方は適切だとおもいます。
ベータ版ではいきなりみんなで右も左もわからずマルチプレイを始めなければならなかったので。
それはそれで面白かったのですが、せっかくオープンベータにも関わらず、ちょっと触ってみようっていう感覚の人は付いていきづらかったんじゃないかとおもいます。
製品版では丁寧にシングルプレイからマルチプレイへ、という導線を引いてあるのでその心配は少なくなりました。
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マルチプレイの違い
ベータ版のマルチプレイと比べると製品版の難易度がかなり上がっています。
難易度はイージー、ノーマル、ハードの3種類あるはずですが、最初はイージーしか選べないようです。
そして、イージーにもかかわらずザコ敵のレベルが20もあって、一体倒すのに苦労するほど。
ベータでも銃や弓を撃ちまくるには素材収集が必須でしたが、それよりもハードルが上がっているように思えます。
ただ、そんな高難易度なイージーでもSランクは一度で取ることができました。
シングルプレイを進行させたり、マルチプレイを繰り返していく内に自分たち味方サイドが強力になれば問題はないでしょう。
まぁ、やっぱり自由に動けるまでのハードルが高めなのでそこらへんの不満は出てもおかしくないです。
ちなみに、今のところ3時間くらいプレイしていますがまだ銃を使える状態になれず、ひたすら槍でゾンビ(仮)をちまちま倒しています。
ストーリーが意外としっかりしてる
まだ序盤ですが、意外にムービーが多い、ストーリーがちゃんとある、という印象が強いです。
ベータ版がマルチプレイのみだったのもあり、シングルプレイを割りとしっかりストーリー付きで作っているとは思っていなかったことが原因として大きいですが。
今までの「メタルギア」とはまた違った内容ですが、今のところはなかなか面白いストーリーになっています。
(新キャラのグッドラック。声優はおそらく石塚運昇さん)
アバターについて - 『MGO3』の使い回し
(アバター作成画面)
『メタルギアサヴァイブ』では自分が操作する主人公のアバターを作成できます。
前作の『MGSV :TPP』&『MGO3』(METAL GEAR ONLINE)と同じパターンです。
『MGSV』の場合、最初にアバターを作成しますが実際の操作はほぼヴェノム・スネークです。
『サヴァイブ』にもスネーク(ボス)はムービーに一瞬出てきますが、自分で操作するのは壊滅したマザーベースのモブ兵士です。
なので、どちかというと操作キャラの扱いは『MGO3』に近いです。
(OPムービーにちょろっと登場するスネーク)
また、アバター作成の画面というかいじれるパーツ、出来上がる顔、声はほぼ(あるいは全く)前作と同じです。
個人的にこのアバターの使い回しは良かった点ですが、新鮮味が明らかに足りないのでもうちょっとバリエーションを増やすくらいはしてほしかったです。
(『サヴァイブ』で作成した女性アバター)
アバターの使い回しで良かったことというのは、『MGO3』と同じ内容だからこそ、同じまたは近いアバターを作れることです。
これは個人的な楽しみ方ですが、『MGO3』で自分が作成して愛用しているアバターと容姿や声が近いアバターを今回作って遊んでいます。
前作で長い時間操作しているキャラを今回もまた使える、というだけで想像が膨らみます。
また、時系列や場所、人物についても『サヴァイブ』は『MGSV』の直前の時系列の出来事なので、同一人物ということも有り得ます(『MGO3』のキャラが新マザーベースの兵士なら同一人物では有り得ませんが)。
一連のシリーズの時系列としては、
グラウンドゼロズ→サヴァイブ→ファントムペイン(TPP)
という流れでしょうか。
見方によっては、『グラウンドゼロズ』を起点として、世界が『ファントムペイン』と『サヴァイブ』に分岐した、とも見ることができます。
スピンオフ作品として、if世界線のもうひとつの『グラウンドゼロズ』以後の世界のような。
(『MGO3』で主に使用しているアバター)
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『サヴァイブ』はいきなり異世界ゾンビものになってしまい、過去の「メタルギア」とは全然ちがうじゃん、っていう印象は受けますが、意外にもなんとなく引き込まれるストーリーを『サヴァイブ』では作ってくれています。
なので、『MGSV』(『グラウンドゼロズ』)と『サヴァイブ』は地続きになっているゲームとしてお互いにかなり親和性が高くなっています。
正当続編とは言えず、あくまでも外伝作品ではあるかもしれませんが、『MGSV』の世界と繋がった新しいゲームをやれるという楽しさがあります。
自由にアバターを作成できるからこその弊害もあります。
それは、操作キャラが全然喋らない、ということです。
これは『MGSV』のヴェノム・スネークも同じでした。
「モブ」だからか、周りは喋っているのにこっちは全然言葉を発してくれません。
『ドラクエ』みたいに口パクで「ポポポポ」効果音だけでもいいので何か言ってくれればと思います。
MMORPGの『FFXI』も操作キャラは全く喋らないキャラでしたが、『MGS:V』以降の「メタルギア」の操作キャラは「オンゲー」のキャラみたいになっています。
喋らない=喋れない、は良くも悪くもあるのですが、ストーリー有りの半オフゲーであれば喋ってくれないと不自然に感じてしまいます。
実際のところ、『サヴァイブ』は「オンライン専用」のゲームなのですが。
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課金要素について
『メタルギアサヴァイブ』には課金要素があります。
キャラクター枠の追加、ロードアウト追加、ジェスチャーの追加などに課金が必要です。
ただ、それらの追加や開放に必要な通貨はログインボーナスで配られたりするようなので、無課金でも時間をかければある程度は使えるようになるかと思います。
『MGS:V』がそういった課金制だったので、『サヴァイブ』もそこから大きく変わることはないかとおもいます。
おわりに
以上、とりあえずのレビューでした。
やたら『MGSV』関連での評価をしてしまったので少し反省しています。
仮に「メタルギア」シリーズを全く触れたことがなくても『サヴァイブ』を楽しめるか、ということを考えないとな、とも思っています。
多少マゾゲーの気質があるゲームですが、そこに踏み込む覚悟があれば問題なく楽しめるんじゃないかと思います。
『サヴァイブ』→『MGSV』っていう順番とか
その逆の『MGSV』→『サヴァイブ』っていう順番(時系列通り)
で遊んでみると、より面白いかもしれません。
かく言う自分も「メタルギア」シリーズは歯抜けでしか触ったことがないのですが。
ただ、『MGSV』と『サヴァイブ』の関連性は高いのでこの二つはセットみたいに考えていいと思っています。
クリア後、またレビューを書ければと思います。
『メタルギアサヴァイブ』プレイ動画
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