sibafutukuri

音響系音楽、文学、アニメ、映画あるいはゲームの感想、攻略などについて書こうかなとおもっています。

御前山と九鬼山

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山を目指して着いてみればそこは山梨県
ということで御前山、馬立山、九鬼山というルートで登ってきました。
この間の御前山は奥多摩で、今回は大月の御前山。
ネットではマイナーな方の御前山、だけど行ったほうが良いという評判。
確かに、最近登った中で一番山頂からの景色がよかった。
標高も低いし電車の駅から登山口が近いし、御前山だけなら気軽に登れる。
九鬼山の山頂までは道に迷って一旦知らない登山口に下ってしまったり、
山頂までの距離が分からず疲労が溜まったりして
魂が抜けそうになりながら歩いていたけれど、
山頂で、高尾駅のルパで買ったカツサンドと
澄んだ空気を身体に入れて生き返った。
下りは一時間ほどで下れそうだったので大分気分が楽になった。
写真を撮ったり妄想に耽ったり変な創作歌をくちずさんだりして楽しんだ。
地面に落ちたどんぐりを見つければ、頭のなかでは「どんぐりころころ」から歌詞が進まないテクノな歌が流れだす。































御前山のもうすぐ山頂だ、というところを登っていると、二人で岩に登ってはしゃいで写真を撮り合っているご夫婦が見えた。
ぼくは一人であの空間に侵入するのは気まずいな、と思いつつ気配を消してあと数歩で山頂の標識に辿り着くという、中途半端な岩陰の位置で風景を撮り始める。
すると、「こんにちは」と声をかけられたのだから、見つかったか、と思いつつもフレンドリーな人間に自分を切り替える。


旦那さんの顔を見ると意外とお年を召していて50代くらいか。
奥さんはもう少し若いくらいで。
お二人はなにかを食べていて、「よかったら食べませんか」と差し出されたのはプラスチックのパックに入った白くて丸いかたまりだ。
近づいて見れば白くて丸い大福だった。
大福を頬張る奥さんは白い粉をこぼしていて、登山者がよく着ていそうなチェックのシャツに粉がパラパラと落ちている。
確か11時くらいだったので、お昼もうすぐだしあんまり食べたくないな、と思いつつも人の好意は断りづらい性質なのでいただきます。
食べてみれば白くてふわふわしていて、中にはあんこが詰まっていて甘い、おいしい。
高尾駅の売店で買ったおーいお茶で身体に流し込む。
冷たくて気持ちがいい。
ご夫婦は岩の上に座っていたけれど、御前山の山頂はけっこう狭くてしかも岩が尖っているので座る気分にはなれない。
二人はどうやって座っていたのか今でも不思議で、二つだけ平面の岩があったのかもしれない。
仕方ないので、休憩だけど立ちっぱなしで大福を食べたり景色を撮ったりしていた。


あまり深く会話をするつもりはなかったけど、旦那さんが積極的に話しかけてくるので長々と話していた。
ぼくがどこの登山口から登ってきたのかを知りたくて、「どちらから来られたんですか?」と訊けば、旦那さんは「相模原だよ」と応える。
土地にも地形にも疎い人間だから「はー、そうですか」と答えるしかない。
さっき電車で駅の相模湖を通ってきたからその辺なのかな、と頭で考えるだけで。
結局、自分が知りたかった答えは得られず。
その後も山の中や禾生駅などで別の人と会話をしたけど、いきなり会った人との会話はどうも噛み合わなくて、喋り方を意識して誤解を生まないようにしないとならないものか、と思うに至る。


その御前山の山頂にて、
旦那さん「雲が晴れてきたな。富士山が見えてきたよ」
ぼく「どこですか」
旦那さん「あそこだよ」
奥さん「あーほんとだ」
ぼく「あ、ほんとですね」
という一連の会話があって、どうやら富士山がご夫婦には見えていたようだけど、実のところぼくは今でもどれが富士山だったか分からず、見ることはできなかった。
山から山を指差してみせたりして人に伝えるっていうのはけっこう難しいので、そこまでして見たい富士山ではなかろう、と少し強がって富士山を見えていることにする。


頼まれたので、ご夫婦のカメラで山頂からの景色をバックに記念写真を撮ることに。
満足してもえるものを撮れたか今でも少し気掛かりなところ。

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