Manual & Syntaksの“Golden Sun”は買った当初はキラキラしすぎなのと、ビートがヒップホップ的な狭苦しさがあったからろくに聴いていなかった。でも、数年ぶりくらいにアルバム全体を流してみると、やはりスパンコールみたいに偽善的なきらめきがあるのだが、それでもその奥に影をひそめた音響性を微かに感じて楽しくなる。ビートやきらめきが本作では前面に強く出ている分、音響性がバックグラウンドとして機能しているのだろう。
manual関連の南国風の要素はあまり好まないが、浜辺に吹く潮風を感じるようで心地よいこともある。
Syntaks & Manual @ The Chicago Cultural Center 092607
これの前半は何時までも晴れない霧のように、轟音が覆いかぶさっているけれども。
- アーティスト: Manual & Syntaks
- 出版社/メーカー: Darla
- 発売日: 2005/01/26
- メディア: CD
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