音楽の気持ちよさを誰かと共有したいとか、しなければいけないとか、そういう気持ちは誰しもあるだろう。その共有体験自身が音楽の良いところと言えるかもしれないが、俗に言う音楽(これを音楽的音楽と言う)はその共有体験だけに重点が置かれ、偏ってしまっていると言う。音楽それ自身の、楽曲という内容を閲(けみ)する必要があるのではないかと言うのである。
音響は音楽の本質だと言う。それゆえ音響的音楽を聴きそれを広めたいとおもい、また一方では暗々裏に、広まってほしくはないとおもうのである。
Epic45 - Lost In Failing Light