sibafutukuri

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幽霊たてもの

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  仏教関係の講義をいくつか受講したことがあるのだが、なぜこうも眠りに誘うように退屈なのか。数十分ほどうつ伏せで寝ていたら、両肩のあたりに重圧があるような鈍い痛みが起こってきた。

  読む文庫本がなくなったので、ジェイムズ・ジョイスの『ダブリン市民』(アイルランド)を手に取った。これは短篇集で、退屈な時間の間に始めから二つ目までの話を読み終えた。
  時代も場所もだいぶちがうけれど、なんとなくサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』(アメリカ)を思い出して懐かしくも嬉しくもあった。主人公の妹の愛嬌のある可愛らしさを思い出してしまって、また読みたくなった。

  なんとなく、主観が語る言葉からくる印象に無鉄砲な若者らしさがあって、それがダブることで作品が想起されるのかもしれない。

  土曜日の構内は、来たことを後悔し休講を疑うように隙間だらけで薄暗く、建物全体が幽霊みたいな存在で、眠たくなる。早く帰りたい。

ダブリンの市民 (岩波文庫)

ダブリンの市民 (岩波文庫)

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