sibafutukuri

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記号学への夢ふたたび

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  久々に比較的長時間の労働を寝不足の状態のなかしたら、酷く疲れる。特に足が、足の裏が疲れていて、そこへの強い刺激に因って筋肉がほぐされることを求めているのが解る。

  労働の最中にも、帰りの駅前や電車内でも、数多の男女を問わない酔っ払いと遭遇する。

  皆さんおしなべて頬を朱に染めて、現人の体は苦しいながらも、気持ちはとても良さそうにしている。

  それを見ていると羨ましくて仕方がなく、呑みたくなるものの翌日が間近に控えているから止しておく。

  対面の座席にはOL風の格好をした女性が、あと二段階上位へと移行したら逆再生しそうな様で虚ろな目を周囲に振りながら座っている。

  その眼前で、ロラン・バルトを読むことで、記号学や(社会)言語学への夢がはじけながら、気がつくといつものソファに座りLow Line Callerを流そうとすることで、今日を終える。


零度のエクリチュール 新版

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