sibafutukuri

ゲームの攻略情報・感想、音響系音楽、文学、アニメ、映画などについて書こうかなとおもっています。

ネコケース

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Neko Case - I'm an Animal


  Bibioの動画をyoutubeで観ていて、たまたま「関連動画」から見つけたアーティストのNeko Case。この人を知ったの自体は数か月前であってけれども、今なんとなくこの人を調べてみた。初めて観たPVのタイトルや映像のせいもあって、名前の読み方は「ネコケース」だと信じ切っていた。が、実際は日本語表記だと「ニーコ・ケース」だそうだ。勝手な感想だが、裏切られた気がした。「ネコケース」って意味が分からないけど無性に可愛く感じるような語感なのに。

  この人のものは「Neko Case - I'm an Animal」という動画しか観たことがなかったけれど、今改めてyoutubeでいろいろとみてみたところがっかりした。他の曲はふつうに女性のシンガーソングライター的な感じで、狭義にいう音楽としてはとても良質なものとして認められるがどうもつまらなかった。

  その点、「Neko Case - I'm an Animal」は普通に歌をうたっていてそこまで音響的手法を使っていないながらも、なぜだか音響を感じられる。そして、映像と音響のどちらにも含まれる郷愁の香りが合わさり、どこかへ連れていかれそうになる。戦前くらいのアメリカとかの牧場へ連れていってくれ、と思う。昔日に観た映画の『ベイブ』を思い出す。


  動物と会話をしたいと思います。宮沢賢治の短編集を読みながらNeko Caseなどについて考えていたのですが、「寓話 猫の事務所」という短編では、猫たちがふつうの人間のように会話をしたり事務所で仕事をしていたりします(仕事の内容は変わっていますが)。そういうものを読んだり、「I'm an Animal」を観たりしていて、動物と会話をしたくなりました。



  ついでに、最近みつけたNuuro(http://www.myspace.com/nuuro)の動画のなかで気に入ったものも載せておく。Nuuroは次第にただのポップスに向かいつつあるように思えるけれども、この曲はまだ音響的色が残っていて心地よい刺激を与えてくれるから好きだ。

Nuuro - Alqueno

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