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テロ行為=『土曜プレミアム 新春スペシャルドラマ「最後の約束」』(フジテレビ系 後9・00)

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土曜プレミアム 新春スペシャルドラマ「最後の約束」』。これを途中から途中まで20〜30分くらい(22:30あたりからの物語終盤)を観たのだけど、こんなに腹が立って胸糞悪くなるドラマは珍しい。
主人公側の役者がジャニーズの嵐の五人なのだけど、こいつらが実はテロの真犯人で、そのテロを起こした理由とは卑劣な犯罪行為を世に知らしめるためという自己満足である。つまり、犯罪に対する犯罪である。これを大いに容認し、あまつさえそれが正義的行為かのような演出がなされるのである(犯罪者役が嵐のメンバーということが象徴的である)。
犯罪に心から立ち向かいたいのならば、法に判断を委ねるとか、それでもダメなら出版業界やマスコミに垂れこむとか、そういう方法がいくらでもあるだろうに。言葉が出ない。
これは作るテレビ局側の常識も、視聴して喜んでいる人々の頭も疑うしかない・・・。
もはや、このドラマ自体が日本国に向けられたテロである。
しかも、「嵐」という名に恥じずまさに「荒らし」役を演じる彼らの体の張り具合は立派である。しかし、彼らは酷い棒演技であるし、シナリオを除いてもドラマとしての完成度は平日の昼下がりに奥さま方がみるようなものと大差のないゴミカスであり、と救いようがないテロドラマである。
今日は結構いい気分であったのに、このテロドラマのせいで台無しである。