sibafutukuri

音響系音楽、文学、アニメ、映画あるいはゲームの感想、攻略などについて書こうかなとおもっています。

ポニョ(4)

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  宮崎駿のアニメには、「魔法」が必然的に出てくる。それは、ある種当たり前のものとしてその世界にある。『ナウシカ』も『トトロ』も『魔女』も、私が初めて観たのは幼少の頃であった。今の凝り固まった頭で初めて観たものが『崖の上のポニョ』であった。宮さんの作り方も不味いのだと思う。けれども、私が例えば子供であれば、『ポニョ』の世界の魔法はすんなりと受け入れられたと思う。あの作品では、浮世と常世の二つが提示されてはいるのだけれども、その境界線があまりにも曖昧模糊としてつかみにくいものとなっている。どこまでが「魔法」で、どこまでが「科学」なのかとか、それはもうどうしようもなく、意識的に無意識的思考を巡らせようしても無理なことであり、「魔法」という言葉を知ってしまったからには、意識せずにはいられないのです。彼らにはその二つの言葉の区別はなく、すべてが不思議な現象であり、そう受け取るべきなのだと思う。私にはそれがどうしてもできないから、そういった意味でも、やはり『ポニョ』は難しい。

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