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sibafutukuri

音響系音楽、文学、アニメ、映画あるいはゲームの感想、攻略などについて書こうかなとおもっています。

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』のあらすじと感想 - 見事なハリウッド版攻殻(ネタばれなし)

はじめに 企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても 国家や民族が消えてなくなる程 情報化されていない近未来 アジアの一角に横たわる 奇妙な企業集合体国 日本…… (士郎正宗『攻殻機動隊』より) 以上は漫画原作で士郎正宗の『攻殻機動隊』の書き出…

『ひるね姫』を見ているこっちはねむり姫(ネタばれなし)

目次 目次 ねむり姫 神山健治の最新作 誰が見る映画か? 高畑充希の声がかわいい、ロボットのSF感もなかなか なにを喋っているのかわからない 感想いろいろ 関連記事 ねむり姫 アニメ映画の「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」を見てきたので感想を。 途…

映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』の感想 - デイヴィスってアスペルガー症候群だよね?

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』を見てきた 傘を持ってないのに映画館を出たら雨が降る新宿だけど『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』 を見てきた。不思議で複雑な映画だけどめちゃくちゃ笑えるし凄く切ないし良い映画だった。ジェイク・ギ…

映画『ラ・ラ・ランド』の感想 - La La Landの意味とは?

『ラ・ラ・ランド』を見てきた。ネタばれなしの紹介と感想。 監督は『セッション』のデミアン・チャゼル。ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが共演。 2017年2月26日(現地時間)発表のアカデミー賞で、エマ・ストーンが主演女優賞を受賞。ほかにも監督賞…

映画『マリアンヌ』の感想 - 若返ったブラピ

『マリアンヌ』を見てきた。ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールがスパイ夫婦役で出演。監督のロバート・ゼメキスは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『フォレスト・ガンプ/一期一会』のひと。 あらすじ カサブランカで出逢い、一瞬で恋に落ちた。…

映画『ドクター・ストレンジ』の感想とあらすじ- 時空を超える力

一番見たかったのは『スノーデン』だったけど、時間が合わなかったので『ドクター・ストレンジ』を見てきた。 ベネディクト・カンバーバッチ主演、マッツ・ミケルセンがライバルとして登場するマーベル・スタジオによる『アベンジャー』系列のヒーロー映画。…

映画『沈黙 -サイレンス-』の感想 - 神だとか神じゃないとか

公開初日の1月21日にマーティン・スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス-』を見てきた。 遠藤周作の原作も窪塚洋介も好きだからすごく気になってはいたけれど、すくなくとも原作は陰鬱な雰囲気なので見るのが気が重かったけど……。 以下ネタばれあり。 沈黙 (新…

エログロど変態な映画『ネオン・デーモン』の感想

ニコラス・ウィンディング・レフン監督、エル・ファニング主演の『ネオン・デーモン』を見てきた。エログロど変態シンデレラストーリーで、そういう覚悟はしていたけどそれでもちょっと引いてしまった。でも、トンガリ切った映像と音のなどによる演出はやっ…

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の感想 - ただの無法者かヒーローか

前作『アウトロー』(原題:Jack Reacher・2012年製作)が好きなので、2016年11月11日に公開した『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』も観てきました。 ちなみに前作と話は繋がっていないので、観てなくても今回の映画は楽しめるとおもいます。でも、前作…

ダメ男っぷりに救われる『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』

おととい『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』を見て、昨日『ヘイル、シーザー!』を見た。どちらもコーエン兄弟が監督で、なにをしたいのか、なにを観客に見せたいのか、自分には理解が難しかった。『ヘイル、シーザー!』に至ってはコメ…

『レッドタートル ある島の物語』を観た感想

ジブリが製作面で関わっている『レッドタートル ある島の物語』を観てきた。 ■あらすじ 嵐の海に放り出された男が、ひとり、無人島に漂着する。彼は島から何度も脱出しようと試みるが、なぞの力によって無念におわる。絶望に暮れる男の前に、ひとりの女が現…

藤沢周の『武曲』 が実写映画化、という噂

武曲 (文春文庫) posted with ヨメレバ 藤沢 周 文藝春秋 2015-03-10 Amazon Kindle 楽天ブックス kobo 藤沢周さん原作の剣道小説『武曲(むこく)』 。一か月くらい前からか、ブログの検索履歴に「武曲 映画」というキーワードが増えてなんだって思ってたけ…

怒り

人気俳優大好きっ子みたいなミーハーみたいに思われそうでなんだか言い出しにくいもんだけど、公開初日に見てしまった李相日監督の『怒り』。 とは言いつつも、いい映画だった。見てよかった、という感想。ストーリーはよくわからない、というかわかるけどミ…

ゴジラと巨神兵

『シン・ゴジラ』を見てきた。よかった。かなーり政治性が強かった。国民的というか、国民映画。「戦後」を越えて、ポスト3.11の今だからこそ意味のある映画。 ゴジラは凶悪な怪物で、まさに『風の谷のナウシカ』の巨神兵。作品としてもキャラとしても「エヴ…

『レヴェナント』と『ゴールデンカムイ』のサバイバル

映画『レヴェナント:蘇えりし者』第2弾予告編 『レヴェナント:蘇えりし者』を観た。 『WIRED』Vol.22にさりげなく主演のレオナルド・ディカプリオと音楽の坂本龍一のインタビューが載っていてそれを読んでしまえば、観に行くしかなかった。 ディカプリオ「…

2016年4月の読書

世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち (文春文庫) 作者: マイケル・ルイス 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/01/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る 2016年4月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:1008ペー…

『亜人』から考える生と死の境目

www.youtube.com NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2016年 4月号 [雑誌]作者: ナショナルジオグラフィック出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社発売日: 2016/03/30メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る …

『バットマン vs スーパーマン』の感想

マン・オブ・スティール [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント発売日: 2016/02/24メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (10件) を見る 『バットマン vs スーパーマン』をIMAXで観てきたけどなんか疲れた。 ジェシー…

『マネー・ショート』と『ジャッキー・コーガン』

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』予告編 ブラッド・ピット製作・主演の『ジャッキー・コーガン』は表面的にはギャングの闘争を描いていて、予備知識なしで観た日本人には全く分からないくらいに、サブプライム住宅ローン危機からのリーマン・ショックを…

最近Amazonで観た日本のドラマ

勇者ヨシヒコと魔王の城【テレビ東京オンデマンド】メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (1件) を見る勇者ヨシヒコと悪霊の鍵【テレビ東京オンデマンド】メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (1件) を見る●「勇者ヨシヒコ」シリーズ 山田孝…

まだ誰も知らない山田孝之 『実録山田』

実録山田作者: 山田孝之出版社/メーカー: ワニブックス発売日: 2016/03/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る 山田孝之さん( @yamadatakayuki_ )の『実録山田』買ってしまった。とりあえず、序文はかなり面白い。握り飯か…

アニメの『ピンポン』をまた観た

ピンポン(1) (ビッグコミックス)作者: 松本大洋出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/09/25メディア: Kindle版購入: 2人 この商品を含むブログを見る TVアニメ『ピンポン』PV アニメの『ピンポン』をまた観た。 一ヶ月くらい前に、急に読みたくなって漫画…

二度目の『ジャッキー・コーガン』を観て原作を読んだ

ジャッキー・コーガン スペシャル・プライス [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2014/11/05メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (2件) を見る 二度目を観るためにどうせなら、ということで『ジャッキー・コーガン』のブルーレイを最近買…

スコット・クーパー監督『ブラック・スキャンダル』を観た

『ブラック・スキャンダル』を観た。 『ファーナス/訣別の朝』のスコット・クーパーが監督。ボストンの犯罪王役のジョニー・デップが主演でその弟の政治家役がベネディクト・カンバーバッチ。 始めの30分くらいは睡魔と格闘の末、余裕で負けていたわけで、…

散歩からの『スぺクター』

土曜日に三鷹駅に用事があったついでに、玉川上水を遡って小金井公園内にある江戸東京たてもの園に行こうとおもい歩いてみたところ、1時間くらいかかってけっこう疲れた。 小学生くらいの頃、学校から歩いた記憶があってそんなに距離があった気がしていなか…

『ファーナス/訣別の朝』 - 虚しさとハードボイルドの世界

『ファーナス/訣別の朝』を見た。監督はスコット・クーパーという人でさほど有名ではないけど、クリスチャン・ベールとケイシー・アフレック、ウィレム・デフォー出演、リドリー・スコットとレオナルド・ディカプリオが制作に関わっているということもあり…

だれも知らない建築のはなし、村野藤吾の建築、鈴木理策写真展

渋谷のイメージフォーラムで「だれも知らない建築のはなし」を見て、 目黒区美術館での展示「村野藤吾の建築−模型が語る豊饒な世界」を見て、 初台で「鈴木理策写真展 意識の流れ」を見てきた。 さすがに三軒は疲れる。 ・「だれも知らない建築のはなし」 磯…

トランス

trance[名]1 夢うつつ;ぼう然自失;忘我(の境),恍惚(こうこつ)2 人事不省,失神,催眠状態3 [U][C]トランス(状態),入神(状態):霊媒が神・死者の霊からの交信を媒介する際に陥る一時的な自失状態. (「英語辞書 - goo辞書」http://dictionary.goo.ne…

『ゴーン・ベイビー・ゴーン』の感想

Gone Baby Gone (trailer) 『ゴーン・ベイビー・ゴーン』を観た。ベン・アフレックが監督。ベン・アフレックは出演していないが、観ていて彼の存在を自然と感じさせる。なぜなら弟のケイシー・アフレックが主演で出ているからだけど。エンドロールが流れるま…

『かぐや姫の物語』

かぐや姫の物語 最新予告 ※以下の文章には作品のネタばれが含まれている可能性があります。 日が暮れたアスファルトの上。 仕事上がりでぴゅーぴゅーと冷たい風が吹く。 人が履くものと思えない固い皮に囲まれた靴の中の足はじんわり痛む。 師走、12月のもう…

2013年9月の読書

2013年9月の読書メーター読んだ本の数:14冊読んだページ数:3466ページ ■フィクション 刺青 (河出文庫―文芸コレクション)の感想 96年頃に書かれた中編。近親相姦、姉が亡くなったことでおかしくなり妹と姉を混同しがちな母親、家庭崩壊寸前。ここまでありが…

二度目の『風立ちぬ』 - フェミニズムとか愛国心とか

荒井由実 - ひこうき雲 MUSIC CLIP 二度目のアニメ『風立ちぬ』を観てきたので、感想のツイートのまとめと追記。 昨晩、二度目の『風立ちぬ』を何度も居眠りしながら観てきたけど、やっぱりよかったな。動く動く。これだけ動くアニメーションは本当に珍しく…

『風立ちぬ』を観た

風立ちぬ 劇場予告編4分 かつて、日本で戦争があった。 大正から昭和へ、1920年代の日本は、 不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのに辛い時代だった。 そして、日本は戦争へ突入していった。 当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか…

2013年6月の読書

今回、「フィクション」と「ノンフィクション」という区切りを付けてみた。以前からそういう並べ方をしたいたけれど、明記はしていなかった。忘れていなければ次回からこれでやっていこうとおもう。 『ジョジョの奇妙な冒険』の作者の荒木飛呂彦さんによる…

『エヴァQ』を観てきた

※ネタばれなし。たぶん。 公開してから一ヶ月くらい経ってしまったけど、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観てきた。ツイッターに感想をつぶやいたので、ここにまとめておく。プラスだらだらと感想を書けるだけ。 『エヴァQ』を観に行って、気づいたらなぜ…

川上未映子『へヴン』 ―ヒーロー引退の物語―

川上未映子さんの小説『へヴン』を読んだので、その感想を残しておく。ネタばれありです。 ヘヴン (講談社文庫)作者: 川上未映子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/05/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (30件) を見る ■あ…

山田洋次監督作品『家族』、『故郷』の感想

『男はつらいよ』(「寅さん」)シリーズなどの山田洋二監督の『家族』(1970)と『故郷(ふるさと)』(1972)を観ました。この二つは「民子三部作」と呼ばれる内の一作目と二作目で、三作目は『遙かなる山の呼び声』(1980)です。これはまだ観られていませんが。 …

ギレルモ・デル・トロ脚本・制作、『ダーク・フェアリー』の感想

※怖い映画なので苦手な方は予告編は観ない方がいいです。あまりネタばれしないように気を付けて書いたつもりです。 ■あらすじ ロードアイランド州プロヴィデンスの郊外。建築家のアレックスは、助手でもある若き恋人キムと共に、歴史あるビクトリア調の古い…

『永遠の僕たち』(Restless)の感想(追記、2012.01.02)

永遠の僕たち コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2012/04/25メディア: DVD購入: 6人 クリック: 21回この商品を含むブログ (13件) を見る ※以下の文章はネタばれを含みます。 映画『永遠の僕…

『スポンジ・ボブ』と『インセプション』

最近、カートゥーンネットワークで『スポンジ・ボブ』を放送しているのでよく観る。観始めたころは特に好きではなくて興味本位みたいなものがあった。他に面白い番組をやっていないせいが大きい。 『スポンジ・ボブ』はとってもクセの強いアニメだけど、な…

『コクリコ坂から』の感想とかスタジオジブリについてとか

※たぶんネタばれを含みます。これを読む方はそのつもり読んでほしい。長文です。 『コクリコ坂から』予告編 本作は、2006年に『ゲド戦記』の監督を担当した宮崎吾朗が二度目の監督を担当しています。宮崎駿の実子。前作がよくない出来だったので、あまり期待…

bumblebee

SoundCloundhttp://soundcloud.com/sibafu DVDを借りて、ひさびさにちゃんと『ターミネーター2』を観た。吹き替えでみたかったけど、「特別編」というのを借りたら吹き替えが入っていなかったので字幕で観た。こういうアクション映画は吹き替えの方が好きだ…

『ジキル博士とハイド氏』を初読

R.L.スティーヴンスンの有名な『ジキル博士とハイド氏』(ジキルとハイド)を読んだ。卒論のためでもなく、勉強のためでもないただ気まぐれに図書館で借りてしまったがために、積み本の消化のために勢いで読み終えた。といってもこれは中編小説で、本編が120…

『ダークナイト』はご都合主義な映画におもえる

クリストファー・ノーラン監督による『バットマン』シリーズの最新作である『ダークナイト』。この映画を私が観たのは去年、2010年の9月だ。最近なんだかやっぱりこの映画が高評価なのが気にかかってしまって、よく煩悶している。 映画を観たときには、この…

奇術師と雪ウサギ(アニメ映画 『イリュージョニスト』)

※ネタばれをしないよう注意して書いたつもりです。 Trailer: The Illusionist 『イリュージョニスト』というアニメ映画を観ました。新作なので映画館で。映画館で映画を観たのは、去年の『インセプション』ぶり。 『イリュージョニスト』は、「ジャック・タ…

ベンジャミン・バトンの愛

※映画のネタばれが若干含まれているかも。 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』という映画の主人公のベンジャミン・バトンは、普通の人間ではないんだよね。異常な体質の持ち主という設定なんだ。 普通の人間は赤ん坊から老人へと人生を歩んでいくのに、ベ…

Jon Hopkins - Monsters Theme

Jon Hopkins - Monsters Theme ドミノレコードのサイトでJon Hopkinsのわりと新作のアルバムを試聴していた。 Monsters (Original Motion Picture Soundtrack)(https://digital.dominorecordco.com/search/release.php?RELEASE_ID=2069) 気になる曲がひとつ…

肉食

個人的にお気に入りな映画、『ラビナス』のサウンドトラックを手に入れたのだ!映画でもアニメでもゲームでもなんでもサウンドトラックはめったに買わないのだが。これは好きな曲が多かったし、無名な作品ほど思い入れが強くなってしまう病気のせいで。 映…

『ダークナイト』(The Dark Knight)

『ダークナイト』(2008)。たぶんバットマンシリーズの最新作。世間では割と絶賛されている映画。 私はこれを観るための教養を持っていなかった。バットマンシリーズやアメコミは普段あまり観たり読んだりしないから、そのせいだろう。もはや、映画を観る教…

はやく、刻んでいただきたい

Marcel Duchamp - Anemic Cinema これはマルセル・デュシャンの映像作品、らしきもの。この映像に関して、Wikipediaにも情報がないし、ネットを探ってもあまり情報が見当たらないのでよくわからないが、Youtubeなどには別バージョンがいつくかあるから、デュ…

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