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sibafutukuri

音響系音楽、文学、アニメ、映画あるいはゲームの感想、攻略などについて書こうかなとおもっています。

AM9時の瞬間夢

金曜日の朝。いつも家を出る三分前に目が覚めた。焦った。なんとか支度して5分で家を出て、いつもの電車に乗れた。 その目が覚める寸前まで見えていた夢があった。おそらく寝ている間見ていて、覚めると同時にその夢は終わったのだ。 死んだ兄に殺される夢…

扇風機 扇風機 センプウキ

だらだらと汗にまみれながら下着一枚で、 昼食のどんぶり一杯のラーメンを居間で食べたあと、 猫と戯れたりと家のなかをうろうろしていた。 気づくと扇風機が三台あった。 しかも今、家じゅうで全てが回っていた。 北と南の部屋、それに猫の部屋。 猫の部屋…

扇風キ

扇風機が壊れてしまった。 カバーが元々外れていてものを、倒してしまい、 羽が一枚砕けてしまった。 砕けた羽を持った扇風機は、 ヘリコプターのパタパタみたいな音を立てて狂ってしまった。 くるくると回る羽がぼくに風を運ぶ。 ただ、それはちょっと弱い…

月がふたつありましてぼくがみっつ目の月をみているとしたらあなたのみている月はどれでしょう

自室で文章を読むときも書くというときもいつも、アンビエントな音楽を流して、聴いたり聴かなかったりしているような気がする。それが良いとか悪いとかそんなことはまだわからなくて、特に別にいま決める必要はないからここで話題にするのもおかしいのだけ…

リファテールのワッフル

(2011年4月頃に書いてあった文章) ある男の子がいた。仮にその子をリファテールとしよう。リファテールは同い年の男の子の友人の家の敷地にある庭に遊びに行く。二人は7歳。庭には大きな木があって、横に伸びた太い枝には手作りのブランコがぶら下がっている…

あけましておめでとうございます

新年の挨拶と短い物語です。 「おはよう」 「あぁ、おはよう。久しぶりだね」 「だね。会うのは二週間ぶりくらい?」 「そのくらいだね。最近、調子はどう」 「うん、わるくないよ」 「そっか。そういえば、お父さんが帰ってきたんだって。『日記』に書いて…

さっき見た夢

家族ででかけた後だったのかな。家族と言っても弟はいなかったけど、父と母と一緒に電車に乗っていた。都会方面から地元の駅の方へ向けて。地元の駅に着いたんだけど、両親は二人とも用事があるとか言ってまた電車に乗って来た道を戻ってしまった。俺は別に…

入れ墨

日本酒はじんわりと身体に効くな。 まだ暗いうちの朝に起きてしまった俺は、ベッドのなかで、ひっそりとひとりそう考える。身体がずんぐりと重く、顔がかすかにぽかぽかしている。 今日はなにもない日だが、昼くらいまでは何も考えないで寝ているつもりだっ…

波の鳥、空の魚

逆さにもなれる景色ときに透きとおり、ときに反映する 飛翔する者が言って、遊泳する者が応えた「もっと見て」「もっと見るよ」 遊泳する者が言って、飛翔する者が応えた「もっと映って」「もっと映るよ」 「こっちが夏でそっちは冬だね」「ちがうよ、そっち…

回送新宿

寝られない。なぜだか眠れず、昨日見た夢を思い出しながら暗闇の天井をじっと見つめる。エアコンのランプだけが黄緑色に光っている。いつものことだ。ちょっとむかしに書いた「新宿徒歩記」という短い日記のような文章を思い出す。それで、よく行く新宿東口…

マーガレットおばさん

登場人物:けんじ、よしお、くにお、たかお、みか、くみこ、マーガレットおばさん けんじ 「何か暖かい服を持っていくべきではないですか?」よしお 「彼はメガネをかけていますよ」 けんじ 「以前、お目にかかりましたか?」くにお 「いいえ、時間がありま…

戦争風の気持ち

この膠着状態にはうざんりだ 早々に、敵領土へと侵攻すべし いまならば我が方の勝率は高く 機会はいますでに来ている 敵の補給は尽きつつある 決着は間近にあり、 我々の手中に勝利が収まろうとしている そうおまえはわたしにけし掛ける 焦燥のおまえは進軍…

100万回ねこを殺して生かした話

ぼくは100匹のねこを殺しました。はじめの一匹を殺した時にすぐに次のねこが欲しくなって飼いました。そのねこを殺した後もつぎのねこが欲しくなったのでまたねこを飼いました。だからぼくは100匹の猫を殺して100匹のねこを飼いました。 あるねこは包丁で串…

きょうは猫の日なんだったんだにゃ

きょうは猫の日であるんだな。 早朝、すっかり明るくなった空のもとの灰色コンクリートを歩く、その数メートル眼前の側溝の蓋のうえの辺りで、前足をピンピン、後足をそれより数センチ長くピンとピン、として寝そべる鼠色と茶の混じった肌の細目の猫がいる…

図書館に在る音楽

Kがよく通っている図書館の一角には音響が在る。基本的にその館では、歯科医や動物病院で麗らかなクラシックが在るように、音楽が在り続けることはない。例外として、21時30分頃の閉館間際になると、アンビエントミュージックとも言えなくもないヒーリング…

レコードとセックス―herrmann & kleineを聴きながら

レコードを部屋でかけながら、女の子といちゃつくってことは未だやったことがない。春樹の小説でそのような場面があったのだと思う。ぼくが直接読んだかそういう話を聞いたのかはわからないけれど、そういう記憶がある。ぼくは村上春樹の小説は一生涯目にし…

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